美しいセダン 旧車プレミオ | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。

 

 

この横フォルムはオーソドックスな美しさで、我が好みなり。

斜め後ろからの姿も完璧である。

 

最近の大口開けがなく、昔からの落ち着いたグリルを保っているのが嬉しい。

 

この普通のセダンという落ち着きが、「美しさ」の基本だと思う。

ヘッドライトも最近のものは細くとげとげしいものが多くなっているが、このようなゆったりした感じが私は好ましいと思う。あるいは、ただの丸形、そういう普通の目が良い。

 

最近の国産車は昆虫系だったり、とげとげしかったり、とにかく美からほど遠い。

 

けれども、少し前まではこのトヨペット・プレミオのように飽きの来ない美的なセンスも持ち合わせていたのだ。

 

このセダンのように、車は車らしいのがいい。

 

【大口を開けたものや、昆虫系のものはグロテスクだ。】

トノサマバッタのような顔つきのやつは願い下げだ。(どの車のことかはいわなくてもわかるであろうから、特に言わない。)

 

ゴキブリのようなスーパーカーもあまり好きでない。

 

この基本路線そのままのセダンが落ち着く。

 

このプレミオは側面のフォルムが気に入っている。

斜め後ろからのもいい。

 

顔つきも最近のトヨタ車のように大口など開けておらず、すっきりしている。

 

これでいい。

 

どうして、どんどん新型を変な顔にしていくのか気が知れないのである。

 

口は静かに閉じていて貰いたい。大口開けて貰いたくない。

 

これでいいではないか。

 

【サイドバイザーなどは付けない方がよい。】

それと、買う方もサイドバイザー(ドアバイザー)なんて無粋なものは付けない方がいい。

 

☆私はこれを中古車屋で買う時に、そのみっともないサイドバイザーは外してもらった。☆

 

あんなものは空力上も非常に悪いし、せっかくの美しいボディーを台無しにしてしまうものだ。

 

テールランプ類も実に外連味(けれんみ)が無く、機能的ながら良い形をしている。

ヘッドライトもちょっとメルセデス・ベンツSクラスの真似っぽいが、それはそれでいい。

 

良い感じではないか。

グリルの下の方のフォッグランプ辺りも美しいデザインである。

 

これで大きすぎもせず5ナンバーであり、乗り心地もとても良い。

1800ccのエンジンもストレス無しで十分な力強さだ。

 

タイヤ・ホイールのサイズも大きすぎず、185/70 R14であり、最近流行の大径ツッパリではない。これでいいのだ。扁平率70は柔らかな感触でよろしい。

 

ハンドルやシフトノブも本革仕様で嬉しい。

 

【難点は】

一つだけ、困るのはヘッドライト点灯のインジケーターが無いことだ。

車幅灯(緑)とハイビーム・インジケーター(青)はあるのに、ふつうヘッドライトのロービームを点灯した時に付く黄色のインジケーターが無い。

夜ならば地面を見れば点灯が分かるというのかも知れないが、対向車がある時にそれが分からないので困ることがある。

それに、現今では昼間点灯も必要なことがあるが、それの確認は運転席では分からない。

 

なぜ、トヨタはこれを割愛しているのだろう。善処を願いたいものである。

 

(写真上:ハイビーム点灯時、中央上部の青色インジケーターは付くが、

下の写真のようにふつうにロービームを点灯している時には何もインジケーターが無い。)

(写真上:左端の黄色いインジケーターはエンジンが始動されてない印。その右にある緑のインジケーターは車幅灯点灯。本来、中央のPレンジの上に黄色いロービームヘッドライト点灯のインジケーターがあるものだ。)

 

しかし、それ以外では前回の記事のサイドミラー格納ボタン関係を除いて、

非常に満足のいく車である。

 

このような美しさが絶えつつあるので、メーカーは車デザインの目的を見直してみたらどうかと思う。

奇をてらう必要はないと思うのだ。

 

それでは、本日はこの辺で。

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