車が壊れて廃車した。
一か月間、歩いて、歩いて、歩きすぎて身体を壊した。
それで、また車を買った。
うちにとって、自分にとって、車は生活の必需品であると痛感したから、
それは決して贅沢品ではない・・・というレベルの車を買ったのだ。
後席に身体の悪い老婆、トランクに車椅子を余裕で乗せられるものを選んだ。
トヨペットのプレミオである。
昔は車は贅沢品であったろう。
もちろん今でも高級車は贅沢品だ。
それらは税制上きちんと分けて貰いたい。
しかし、現在の税制では、車はおしなべて贅沢品扱いの税金や、
規制に、全ての車が、がんじがらめになっている。
その昔、自転車は贅沢品であった。
だから、映画「自転車泥棒」では、それを巡る悲劇が展開されている。
そのまた昔、馬泥棒は死刑であった。西部劇でそれが描かれている。
今、自転車は生活必需品としての位置で生息している。
もちろん、超高級サイクルもあるが、税金や規制は特別なものはない。
車もまた、そういう自転車と同じような日常必需品として捉えて貰いたい。
そんな思いを、今回の購入でもまた反芻したのである。
書類が多過ぎるのである。
納車までの期間が長過ぎるのである。
メンテナンス契約費用、保険費用が多過ぎるのである。
欧米と較べてみて欲しい。
日本では車が特別であり過ぎると思うのだが。
もっと、普通の日用品にしてもいい頃ではないだろうか。