革ソファを自分でリペア(車の革シートも同じ) | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。

あまりに座り心地が良いので18年も使っている革ソファーを、自分でリペアする。
この作業はもう3回目になるので、随分と慣れてきた。
車の革シートも、同じ手法でリペア出来るはずだ。

1sofaリペア完成の姿です。

本日一日かかりました。
と、言っても、だらだら休んだり、買い物に出かけたりしながらですけど。

とりあえず、今回は座面の所だけの補修となりますので、

1.脱脂をします(ウエットティッシュで拭く)。
2.#200~#400のサンドペーパーで表面をならします。

2sofaそれから、ぼろぼろになったり、切れたりしているところに、「革用ボンドをつけて、見た目になんとかささくれだったり切れていたりする部分を押さえます。」(この後、5~10分で乾いたら、#400のサンドペーパーでならします。そして、掃除機で粉を吸い取り、水で絞ったウエス等で拭きます。)

3sofa次に、アドベースado baseという下地剤をヒドイ割れ目にすり込みます。

4sofaそれから、同じアドベースを水で薄めて大きなブラシで全面に塗ります。すると、水で薄めてあるので、細かい割れ目に自然にしみこんでいきます。

5sandpaper15~30分で乾いたら、#400のサンドペーパーをジャムの空き瓶に巻いて全体をきれいにならします。

7塗りサンドペーパー粉を掃除機で吸い取って、
絞ったぞうきんで拭いたら、アドカラーを混ぜて作った色をスポンジの切れ端で塗り込んでいきます。
(☆アドカラーは混ぜたら、少しだけ水を足してクリーム状から液状に変化させ、スポンジに含ませられるようにします。あまり薄いと何度も塗り足さなければなりませんし、濃すぎるときれいになりません。)

今まで、塗り作業は、筆を使ったり、指で塗ったり、してきましたが、
この「スポンジ塗り」が一番うまく行きますし、あっという間に塗り終わります。

実は、このスポンジ塗りは、CATVの旧車再生番組「カーSOS」か「名車再生」のどちらかの番組で見たのです。それを採用しました。

実際の作業をYouTubeの動画に上げておきました。ここをクリックして見ることが出来ます。
(リンク先は別窓で開きます。)

1時間おきに3回塗りまして、完成です。

15分位したら、マスキングを取って、周辺のはみ出しやマスキング汚れなどを筆で手直しします。後は、1時間位で乾きますが、座るのは明日からにいたしましょう。

6アドカラーとベース今回も使ったプロ用革補修色、ベースです。
今回の色は、ライトベージュを主に、茶、薄茶、黄色、アイボリーを少し混ぜました。

前回は、キャメル1色で塗ったら、かなり赤っぽい色になってしまい、後ろの背もたれとあまりにも違う色になったので、今回は背や横と同じ色にしました。この方が落ち着きますね。

ソファがきれいになったニャーネコ君も、明日まで乗るのはやめて欲し-ニャー・・・
分かってますニャー

暑中お見舞い申し上げます。
ソファーも、お盆に間に合いました。(ホッ;;;)





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