新型三菱ミラージュは、いいな! | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。

オドメーター 995 km のミラージュである。
ほとんど近場の買い物と、家族の通院とだけで、まだ遠出はしていない。

それで2ヶ月目の印象を書いてみたい。
 
4ドア全開ミラージュ 4ドアを全開にしてみた。左後ろドアは途中で止まるところに半開き状態。

ミラージュフロント 
 純正オプションでは、フォグランプを付けた。これが無いと伊豆ドライブの時は霧で困るから歴代の愛車に必須のアイテムだったのだ。
 
 ミラージュ唯一の贅沢レカロ 
 レカロシートは腰痛対策で、どうしても必要になり、ネットオークションで安く落札したもの。
オークションで落札できなければ新品を買うしかなかったので、かなり節約できた。
 やはり、これにしたら腰痛は全く出ていない。国産車はシートだけはまだまだヨーロッパのレベルには至っていないと思う。仕方ないからレカロにしたわけである。

 この2ヶ月、新型ミラージュにしたことで、前のメルセデス・ベンツ E320 の時と比べて、とても「楽」である。
 この楽だという内容は、もちろん遠出の旅に行ってないので近場だけの話であるが、気楽に乗れて、肩が凝らない、取り回しがとても容易で、何の気なしに乗れる、ということだ。乗り心地を厳密に言えば、それははるかにベンツの方が上に決まっているのだが、そういうことよりも「気楽」であるという意味で、疲れない。

 それに、エンジン音もうるさく、それが手作りの機械を動かしているような楽しみでもある。
うるさいといっても、それはサーキットでエンジンをふかしているのと違って、もっと原始的な機械そのものの音が大きいのである。それは個人的にはオーケーの音だ。

 たぶんコスト低減のために遮音用のシートやパーツをあまりつけていないのであろうと、素人でも分かる音である。その為に値段が安くなっていること自体が、最近の私の信条の「シンプル・ライフ」にピッタリとあっている点も許せる。

 コストを安く、素朴に、簡素に、生活をする。
 まあ、悪政で減らされた年金生活なので、仕方なく言っていることだと思われるに違いないが、私としてはソローの書や、様々な詩人の作品を読んでいる間に湧き上がってきた気持ちではあるのだ。

 車は、今わたしの家の周りの店、図書館、病院などを回るだけでも必需品に近い。自転車もあるが、ちょっと行動範囲は狭まる。だから、車というものを「贅沢品」として課税したり、車検その他もろもろの規制だらけで使いにくくしてもらっては困るのだ。国民誰しも、都会から離れれば離れるほど「日用必需品」の度合いは高まるはずである。都会の真ん中の霞ヶ関でこの車を必需品でなく贅沢品として扱いたいのは、二つの理由が大きいはずだ。一つには公共交通機関が実に見事に張り巡らされている。二つには、霞ヶ関の方々は車といえば高級車を思い浮かべる環境と収入がある。

 私は車が好きなので、これまで16台ほど乗り継いできたが、その中で感じたのは、どうも国産車はよくない、やはりヨーロッパ車には100年劣るということだった。だから、直近ではドイツ車ばかりとなっていた。しかし、ここへ来て、突然、国産車にしようと決めたのは、そのコストパフォーマンスである。

 車の値段が外車は異常に高過ぎるのである。
 これまでの現役生活ではあまり気づかなかったのである。
 隠居してみて初めて気づいたという、おっちょこちょい、お人よし、馬鹿だったのである。

 国産車は外車の2~3分の一の値段ですぞ!
それでこの内容、すごいじゃないか。ちょっとしたアラは見逃そうじゃないか。第一、デザインが下手過ぎるのであるが、デザインにも目をつむろうじゃないか!

 それに、世界情勢からして、国産車を応援したくもなってきたのだ。

 だから、今回は「国産車にする」というのがまず第一番目に来ていた。

 それで、この新型ミラージュに白羽の矢が立ったというわけだ。
これは、あまり売れていないらしい。それもいい。街であまり見かけないので希少な価値を感じる。フィットやアクアやプリウスなどはうじゃうじゃいて、辟易する感じだから、あれにしていたら、嫌だったろうと思う。実際はほとんど買いそうになったこともあったのだ。

 それから、話は変わるが、サイドバイザーを販売店のベーシックセットで付けられそうになったのをはずしてもらった。なぜ、あんな空力の抵抗になる邪魔物を付けたがるのだろう。外車のスポーツカーにはつけないよ!
 たぶん、日本では車が車というよりは「動く家、小屋、避難所」などの「住まい」なのだろうと思う。だからよく車なのに「居住性」を重んじたりするのだ。家ならば、庇(ひさし)が必要だ。だから、皆つけるのだろう。
 私は車はどんなに安くても高くてもサイドバイザーという「ひさし」だけは付けない主義だ。スポーツカーなら絶対に付けない。サイドバイザーは付けて当然のディーラーサービスセットに入れて欲しくないと思う。

 さて、このブログのテーマである「スポーツカーは楽し!」である。
このミラージュは車重が 870kg なので、動きが軽快で楽しい。その点だけでもスポーツカーと言えるものだ。この車重は旧ロータスエリーゼ並である。
 その点だけで、全てのスポーツカー的要素を包含するほどのものが車両重量なのだと思う。

 
 本日は2ヶ月目の新型三菱ミラージュについて思うことを述べました。
 実燃費は、メーターの表示に出るものでは、10~14.5 km/L 位です。カタログの 27km/L なんてどうやっても出ない。遠出をしてないのだが、これだと、以前所有していたCIVIC TYPE-Rに近い。でも、今回はハイオクでなくレギュラー・ガソリンなので、ガソリン代は助かるが。
ε=(。・д・。) ( ̄_ ̄ i) では、おやすみなさい。