マツダ・デミオ13C に試乗してきました。 | パパネコのスポーツカーは楽し!

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車歴は26歳からの45年間で20台目。オートバイは引退。
自転車は1993年購入のビアンキ。乗馬もたまに。パラグライダーも経験。
乗物は全てがスポーツだ!
sportの語源「disport(気晴らし) = dis(離す)+ port(運ぶ)」
気持ちを別の所に運び去る、気持ちを解放する。


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MAZDA DEMIO 13Cは車重がMT(マニュアル車)で、970kg。


今回試乗したのは、13C-V SMART EDITION IIのCVT(オートマ車)で、990kgである。


まず実車を見て思ったのは、ネットの写真で見るよりも結構ゆとりのある大きさだったこと。


非常に小さい車だと思っていたが、うちの年寄りと車椅子を乗せて3人で出かけても良さそうだということ。


この大きさで、5ドアであるのは嬉しい。


なぜ非常に小さいと思ったのか。




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・・・それは、プロポーションのせいかもしれない。


全幅はホンダFitと同じだが、全高はフィット(1525~1550mm)より50~75mm低い1475mmである。

このプロポーションが「落ち着く」「格好良い」そして、「可愛い感じ」につながっていると思う。


Fitが横幅に対して背が高すぎて「落ち着かない」のである。


ヨーロッパ車に較べて、国産車は全高が高過ぎ、全幅が狭すぎると思う。デザイン上何とかしてもらいたいと、常々思ってきたことである。その点、マツダは「ヨーロッパ車的」と言ってもいいかもしれない。


さて、営業マン氏を後席に、私共夫婦が前に乗り、出発してみる。


「お、おっ・・・!」


なんと、結構な出足ではないか!


軽快、そう、その「軽快」という文字が一番ふさわしい、そんな出足で、驚いた。


車重が1トンを切るということは、このように軽快なのか、と改めて思った。


エンジンの馬力やトルクは大きくしても、車重が大きければ何にもならない。


しかし、馬力荷重(1馬力で何キログラムの重さを運んでいるかの数字)が同じでも、重いものを大きな馬力で動かした場合と、軽いものを小さな馬力で動かした場合では、後者のほうが実感として軽快になるのではないか。


シートの感じも、柔らかめで包むようで、よろしい。


カーブに差し掛かる。


しっかり回る。よろしい。Honda Fit 13G MTでは、ここでロールして、ややふにゃつき感があった。RSならOKだろう。


なるほど、これなら楽しい!・・・と感じた。


惜しいのは、サンルーフやキャンバストップのような「オープン」設定が無いこと。


それがあれば、FIAT 500よりいいと思う。


そして、ハイブリッドでなくても燃費が良いようなので、重い電池を積まない分、重量が軽くなって軽快になる利点のほうが大きくなる。


SKYACTIVEも置いてあったが、こちらはMTが無いので選択肢には入らない。

しかし、今回試乗車もCVTだったから、ここで述べた感想はMTのものでなくCVTのオートマのものだから、マニュアルにこだわらなければこのSKYACTIVの方がよいだろうと思われた。



パパネコ先生のスポーツカーは楽し!-13C_interior


パパネコ先生のスポーツカーは楽し!-13-SKYACTIV


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本日は、久々にマツダ車の試乗をして、車はプロポーションと車重が命だと思ったところです。


そして、デミオ13Cは値段がなかなか魅力的でもあるのですが・・・

お茶お団子割り箸合格



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