有楽町TOHOシネマズみゆき座にて、
ドキュメンタリー映画
アイルトン・セナ 音速の彼方へ
を観た。
おすすめの映画です!!!
感動と共に、F1界の「政治」と「金」の汚さにめげず戦ったセナの姿に打たれます。
映画のパンフレットは売っていなかったが、分厚い資料本が売られていたので買いました。
中には、いろいろな証明書やメモやステッカーが、透明袋ページに入れられてあり、とても記念になるし、実際の手書きメモのレプリカ等が貴重。(税込で9750円しましたが、惜しくないほどの物ですよ。)
(写真左:資料本を開いたところ。 右:ケース。)
1994年5月1日、第3戦サンマリノGP、イモラサーキットで事故死。享年34歳。1988年、1990年、1991年の三度F1ワールドチャンピオン。
出走回数161回中65回のポールポジション。41回の優勝回数。表彰台(3位以内)80回。・・・ギネスブック掲載。
セナは日本を、ホンダを、本田宗一郎を、日本人スタッフを好んでいた。日本国中がセナを好んでいた。
この映画では、なぜか、ホンダという台詞は一度も聞かれない。
本田宗一郎とのエピソードも、全く出てこない。
どうでもよいフジテレビのくだらないキャスターが最後の方で出てくるのが邪魔で唐突だ。
スポンサー関係の確執でもあったのだろうか。
たとえば、「ロータス・ホンダ」のことを「ロータス」としか言わなかった。
ウイリアムズもマクラーレンも「ホンダ」のエンジンで最強マシンとなったが映画では無視された。
映画では、アラン・プロストのF1会長に取り入る「政治」的行動がとても憎らしく、フランス人はブラジル人が活躍するのを毛嫌いしているのかも、と思わせた。
しかし、全体に、とても感動の映画でした!!!
ぜひ、ご覧になることをお勧めします。
帰宅してから、資料本を少しずつ見ると、
いろいろなことが、また新たにわかってきます。
アイルトン・セナは神を信じていたが特定の宗教にはかかわっていなかった。(ブラジルはカソリックだから幼児洗礼は皆受けるが。)しかし、聖書を愛読しており、持ち歩いている聖書には所々にマーカーで線が引かれている。
その写真が載るページを見ると、「イザヤ書」の40~41章である。
私は、昔から持っている聖書を本棚から取り出して、その部分を見てみたら、同じ箇所に線が引いてあったので、感慨が深かった。その線を引いたのは、たぶん私が30代初めの頃だと思うから、セナと同じような歳の時に、そこをよく読んでいたのだ。
(ちなみに、私も特定の宗教には加担していない。)