先週末、夫の実家からお肉を贈ってきてくれたので、みんなで集まってすき焼きをした。
母は食卓にはもう来れず、ベッドで食事をとっている。
おいしいお肉に豆腐にうどんを、たまごにからめて食べてくれた。
おうどんはおかわりまでしてくれた。
今日の母は、少し熱があった。
37.2度の微熱だけど、最近37度を超えることはなかったから心配。
しんどいのに、長男の制服のシャツが少しほつれていたので縫ってくれた。
母はすごく裁縫が上手だ。
私が小さいときは、母が作ってくれたスカートを毎日履いていた記憶があるし、大学生になってからも、私が「こういうワンピースが欲しいなぁ」というと、ささっと型紙からおこして作ってくれた。
長男が赤ちゃんのころも、たくさんスタイや服を縫ってくれた。
長男も次男も、今でも母がたくさん作っておいてくれたハンカチやバッグを使っている。
だから、今日もあっという間に直してくれた。
最近は、何をしていても、これが最後にならないだろうかと悲しくなる。
母が裁縫をしている姿を見るのが最後にならないだろうか。
一緒にすき焼きを食べれるのが最後にならないだろうか。
今は体調が少し落ちついているように思うけど、なんとかこれがずっと続くということはないんだろうか。