東京国立博物館本館 5月後半浮世絵コーナー | パパリン日記 2

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今月は、劇場の絵看板、番付を手掛ける鳥居派の作品を挙げています。

鳥居派の初代清信、二代清倍、三代清満、4代清長、清経、現在も歌舞伎座の絵看板を制作する9代目の清光,300年伝統を継承し続けています。

 

鳥居清信は、鳥居派の祖で、絵看板など歌舞伎関係の絵を多く手掛けたことで知られています。加えて流麗で簡略な描線で美人画も描きました。

 

二代目清倍の瓢箪足蚯蚓書きの躍動感のある表現、誇張した筋肉表現、肥満の変化の大きな描線を用いた。

蚊帳の遊女と遊客 清信

 

鬼の頭を踏まえた武者 清倍

鬼の首を踏みつけ、見得をする歌舞伎役者の早川伝五郎。衣装の特徴から酒呑童子を退治する坂田金時と考えられます。力強い輪郭線は墨摺で、丹(朱色)を主色とした彩色は筆で塗って仕上げています。

 

美人の意見 清倍

 

初代市川団蔵の曽我五郎と初代芳澤あやめの大磯の虎 清倍

鬼の首を踏みつけ、見得をする歌舞伎役者の早川伝五郎。衣装の特徴から酒呑童子を退治する坂田金時と考えられます。力強い輪郭線は墨摺で、丹(朱色)を主色とした彩色は筆で塗って仕上げています。