今月の展示は夕涼み、蚊帳と美人など夏を感じさせる作品。吉原で夏に行われた俄(にわか)妓楼や茶屋ごとに狂言を演じながら練り歩く催しなど。
今月の絵師は、八頭身美人で人気を博した鳥居清長です
喜多川歌麿の青樓仁和賀美人合・相の山 大文字屋内一毛登、千鶴、万亀
喜多川歌麿と言えば美人画と言われています。この絵師を見出したのが蔦屋重三郎で彼は、この他になぞの絵師写楽も見出しています。
喜多川歌麿の青樓仁和嘉・花の田植廓の賑ひ
鳥文斎栄之の青樓万歳俄・五月三番叟
栄之は500石取りの直参旗本で版画から後に肉筆画に移行している。