昨年、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授(68)は京都にある京都産業大学に勤務されている。ノーベル賞を取ったので、同大学の今年の物理科学専攻の志願者数が1.5倍になっているそうだ。
こういうことは大学にも学生にも勢いがつく。校友も喜ぶ。自分の卒業した大学からノーベル賞を排出したからだ。
教育研究だけに限らず、文化、スポーツでも在学生が活躍すると大学に勢いがつく。そして、その勢いは「流れ」を発生させるものだ。他の学部にも相乗効果で志願者数が増えるかもしれない。
ノーベル賞を取れることは教員にとっても大変名誉なことであることは間違いない。
でも、大学の中にはノーベル賞まではいかないまでも、素晴らしい研究や実績をあげている先生が本当にたくさんいる。その先生の成果をいかに内外に示していくか。
内外というのは、大学にいるものですら、先生の業績を知らないものも多い。京都産業大学の場合でも、益川教授がどんな研究をされていたのかをニュースで知った人も多いと思う。
まずは、自大学の研究教育内容を知らないと、世間へアピールすることはできない。構成員として肝に銘じておくことだと思う。そして、いかにそれをアピールするか。