中学・高校・大学とバスケットばかりやっていたボクは、バスケットをやっている、もしくはやっていたであろう人がほぼ100%読んでいるであろう「スラムダンク」を毎年1回は必ず読み返している。
花道の「2万本シュート」なんかは、ボクも学生の時に「1万本」シュートをやったことがあるので、その時のことなど思い出す。しかし、2万本はすごい・・・。いかにフォームを崩さずやるかとか、集中できるかがたくさんシュートを打つ際には必要だが、さすがにこの数になると相当キツいだろうなと想像できる。
中学生の時は、右利きだけど、左手もうまく使えるようになりたくて、左手でご飯を食べ、歯磨きをしたりなんかしてた。寝る前は布団に入って、必ず天井に向かって、ボールを使ってシュート練習などしていた。手首を強くするために、手首に重りをつけて、授業中をうけたり・・・・。
あの頃にボクにとって、できなかったことができるようになるような「上達の実感」や上手い先輩みたいになりたいという「憧れ」のパワーがすごく大きかった。
仕事でもなんでも「うまくなりたい!」「できるようになりたい!」と思う気持ちがあれば、努力は努力じゃなくなるなぁとか思う。実際、練習はすごくハードで、しんどすぎて顔のほっぺたがブルブルブルっと勝手に震えたこともあるが(もうこれからの人生において、しんどくてもほっぺたがひきつるまで、体力的にしんどくなることはないだろう・・・)、やっぱり上手くなって試合で活躍したかった。だからどんなけ怒られて、泣いて、しんどくても、がんばれたなぁとかスラムダンクを読んで、毎年思い返す。
回顧主義ではなくって、そういう自分があって、今の自分があるみたいなことを感じる。つまり今の自分は過去の結果だと。だから将来の自分は「今自分がやっていることの結果なんだ!」まで思いをはせる。
スラムダンクに出てくる名場面や名セリフは多いが、作中の暗黙知などをすごくわかりやすく説明して、指導者はどうあるべきか、チームプレイとは、個人の能力とはなどなどを解説している辻秀一氏が書いた「スラムダンク勝利学」は秀逸だと思う。スラムダンクを読んだことがある人はぜひ一読を薦めたい。これを読むとますますスラムダンクが好きになると思う。 また管理職や職場のリーダーはすごく参考になるのではなかろうか。
安西監督は言いました。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
これは仕事においても、人生においても一緒ですね。
あきらめが肝心と言うけれど、ボクはスラムダンクのおかげでめっぽうあきらめが悪いヤツになってしまった。