【節約】福岡(博多)・東京間の公共交通機関による移動①《新幹線》
福岡と東京の間の移動の9割は航空機の利用といわれていますが、実際福岡空港と東京羽田空港の間には複数の航空会社により多くの便が運行されています。一方で、鉄道の方も新幹線が充実していて、博多駅と東京駅を結ぶ「のぞみ号」は1時間に2~3本運転されています。新幹線の場合、直行ではないので新大阪など途中駅までの利用も多いと思われますが、中にははるばる東京まで利用する乗客もおられるようです。費用面を中心に比較してみました。
1 新幹線の利用(割引きっぷなど)
新幹線を利用した場合、定価は、通常期で博多発着が23,610円(乗車券14,080円+指定席特急券9,530円)小倉発着が22,950円(乗車券13,420円+指定席特急券9,530円)となります。
割引きっぷとして、かつては福岡・東京往復割引きっぷなどが販売されていましたが、販売終了になってずいぶん経ちます。夜行の寝台特急(ブルートレイン)が運行されていたころは、片道新幹線、片道寝台特急といった組み合わせのできる往復切符も販売されていました。(安かったのは往復とも寝台特急利用のきっぷ)旅行者向けには東京ワイド周遊券(往復乗車券と東京地区のフリーきっぷのセット)があって、それに特急券を加えて利用するというのが多かったように思います。
近年割引きっぷの値上げや廃止が進んでいる傾向にありますが、福岡・東京間の割引きっぷは現在でも販売されています。
(1)EX早特21
乗車日の21日前までに予約・購入を条件に販売されているきっぷで、値段は17,920円(博多、小倉同額)で約25%割引になり一番安いきっぷになります。予約・購入後は一切変更ができません。変更したい場合は一旦解約手続き(手数料320円要)する必要があります。
(2)EX早特7
乗車日の7日前までに予約・購入を条件に販売されているきっぷで、値段は18,620円(博多、小倉同額)で約20%割引になります。乗車前のきっぷの予約変更については、販売期限前(7日前)なら残席があれば変更できます。
上記EX早得きっぷは、ゴールデンウィークやお盆の時期、年末年始などといった繁忙期には販売されません。また、予約した列車に当日乗り遅れた場合、後ののぞみ号の自由席にも乗車できません。乗車日の翌日以降の払い戻しとなります。但し、払い戻し手数料がかかります。(EX早得21は4,500円、EX早得7は5,200円)
上記のきっぷは列車ごとに販売数が決まっていて、列車によっては早々に売り切れてしまうことも多く、できるだけ早めに予約・購入することをお勧めします。
購入方法は「スマートEX」のサイトから、会員として登録した上でネットを介して購入します。駅の窓口などでは購入できません。スマートEXは会費無料です。エクスプレス予約の会員になる方法もありますが、こちらは年会費がかかります。
きっぷ予約購入後は、手持ちのICカードに紐づけを行うと、ICカードで新幹線の改札を通ることができます。駅のみどりの券売機などで発券して紙のきっぷで利用することもできます。
(3)EX3早特
乗車日の3日前までに予約・購入を条件に販売されているグリーン車用の割引きっぷで、値段は24,300円です。(博多、小倉同額)通常の値段が30,870円なので、約20%強の割引になります。普通車指定席の通常料金との差が690円なので、早特21や早特7が買えなかったりなど場合によってはこちらを購入するのも手だと思います。限定販売ですが、早特21、早特7よりは購入しやすいと思います。ゴールデンウィークやお盆の時期、年末年始などといった繁忙期には販売されません。
あと、早特きっぷは、乗車券と特急券のセットになったきっぷですので、福岡市内、東京都区内発着になりません。新幹線駅発着となりますので、注意が必要です。
(4)EX65割・EXU22割
他には、65歳以上、18~22歳という年齢制限付きの割引きっぷがあります。値段は博多発着20,990円、小倉発着20,440円で10%強割引になります。こちらは繁忙期でも購入できます。(繁忙期加算、閑散期減算があります。)当日でも購入できます。変更もできます。ICカード限定で紙のきっぷでの利用はできません。購入の際にマイナンバーカードが必要です。
(5)学割
こちらも使えるのが学生に限られますが、学割を使えば乗車券部分が2割引きになるので、福岡市内・東京都区内発着で20,790円になり少し安くなります。(通常期)こちらのきっぷの場合、割り引きされた通常の乗車券に通常の特急料金を加える形になるので、乗車券区間を自由に設定できるし(例えば、福岡市内~東京都区内だけでなく、大宮とか千葉とか)、繁忙期など関係なくいつでも利用できるところが利点だと思います。
(6)旅行商品
ホテルなどの宿泊と往復の新幹線運賃をセットにした旅行商品が、各旅行業者から販売されています。以前は新幹線の往復とホテルのセットで30,000円程度のものも販売されていて、かなりコスパがよかったのですが、最近は相次ぐ値上げでそれほど魅力を感じなくなってきました。
現在は適用される新幹線の団体包括運賃は東京・博多間で、普通車指定席で片道16,200円ほどになっています。(小倉発着は15,700円)往復分にホテル代金を加えた金額が旅行商品の代金となります。JR代金だけを見ると約30%引きでもっとも安いのですが、ホテル宿泊代の高騰やそもそもセットされるホテルがもともと高めのホテルも多いため、2名1室利用(セミダブル)で安い所でなんとか旅行代金が一人40,000円を切るか切らないかといった所です。JTBや日本旅行、近畿日本ツーリストなどが取り扱っています。延長はだいたい7日までとなっていることが多いように思います。(最初の日のホテルが予約され、帰りの列車は最大7日後まで可といった感じ。残りの日はフリー。)各社の店舗や旅行代理店の他、各社のサイトからネットでも予約・購入できます。ホテル予約サイトの「じゃらん」や「楽天トラベル」などでも宿によってはJRセットプランを用意しているところもあります。(時々割引クーポンを出すこともあります。)日本旅行などのサイトに飛ぶので提携しているのだと思います。
昔は新幹線の割引率がとても高くて、片道11,500円くらいだったこともあってよく利用していましたが、個人的には最近ではもうほとんど利用することはなくなりました。(グリーン車が片道+4,000円くらいで利用できてました。現在は+5,000円以上)ホテルはビジネス系で安く泊まれる所があるので別に探しますね。
旅行商品は、特にネット経由の場合は10日以上前には予約しないといけないことが多いので注意です。
以上、JRを利用した場合の少しでも節約する方法でした。次は他の交通機関との比較もしてみたいと思います。