地元紙ニューヨークタイムズでは、来る大統領選の候補者の話題で記事がにぎわっています。
先日、日本にいる友人と電話中、現職大統領、オバマ氏がまだ候補だったころのことを思い出し、
話した所、大受けしたエピソードです。
ある日本屋さんのマガジンスタンドで、ある芸能娯楽週刊誌が ”今話題のオバマ氏、独占
インタビュー”と、でかでかと、大見出しをかかげているではありませんかっ!
気になってページをめくると、(だって、いつもはハリウッド俳優のゴシップとか
扱ってる週刊誌ですよー、なんでまた政治家インタビュー??)
何の事は無い、オバマ氏の家族への思い、とか、学生時代の話、とか。政治経済に
かかわらない、あたりさわりのない話題ばっかりでした。
でも、最後の質問がふるっていて、”ミスターオバマ、あなたの(下着の)パンツはどんな種類ですか、ブリーフですか、トランクスですか?”というもの。
それにこたえて、オバマ氏、”そのようなお恥ずかしいご質問にはお答えしないように
しております。が、どちらだったにしても、似合っているでしょう!”
という鮮やかな答えっぷり。良いですね、このユーモアのセンス。でもこのジャーナリスト、勇気ありますねー。もし大統領になってしまったらいくらなんでも聞けないような事を今のうち聞いておこう、
と思ったのか。それとも、わざと失礼なことを聞いて、とっさの返答に垣間見えるであろう氏の本質的な部分を、良識のある有権者の皆様へ知らせようとしたのか?だとしたら、深謀遠慮というか。
彼女はそれを聞いて、すっかりオバマ氏のファンに。でも国籍の関係で、かれに清き一票を投じる事はできそうにありませんが。