空手への憧れ | K大生の育て方

K大生の育て方

気が付いたら息子がK都大学に入学していた(@_@;)
たぶん一番安上がりで合格した自信がある。
特別な何かをしてやった訳ではないけど、
子育てやその周辺について、旅の話などをつぶやいてます。

子どもの頃家の近所にいくつか空手道場があった。
前を通るたびにカッコいいなぁ!と憧れ、何度か親にやりたい!と告げた。
病弱でひ弱だった事もあり、OKは出なかった。
仕方なしに少年雑誌の裏にある通信教育の中国拳法を申し込んだのでそれっぽいポーズは得意。
その後マス大山先生の空手バカ一代がブームになり、フルコンタクトの極真空手が隆盛して、これは無理だ!と空手は見るだけになった。

沖縄に足繁く通うようになり、沖縄空手を見る機会が増えまたもや空手熱再燃!
そうこうしてると東京オリンピックが決まり、空手競技が採用となった。
組手は地元京都のスピードドラゴン荒賀龍太郎選手や消える中段突きの植草歩選手などは知ってたけど形ってどんな選手がいるんだろう?とネットで喜友名諒選手の演武を見て圧倒された!
空手の神様が居るとしたらきっとこんな顔に違いない!


フルコンタクト派からすれば寸止めの組手や形なんて!って思うかもしれない?
でも空手は人を殺めるものではなく、護身術であり、自己鍛錬だという考え、何十年も形を突き詰めて毎日鍛錬している人が居る。
今日強くても明日強いとは限らない。
毎日稽古し続ける事が大事だと。
喜友名諒選手の目標は30点満点を出す事だそう?
形は採点競技であり、審判の好みが点数に現れないとは言えない。
でも満点とは誰がどう見ても完璧だという事。好みどうこうが入る隙間なんて無いという事。

対戦相手どうこうではなく自己の理想像を追求する姿は神になろうとしているのか?
オリンピックの舞台で沖縄の期待、空手界の期待を一心に背負って金メダルに最も近いと言われた男が金メダルを持った。
そして慢心する事無く次の高みに向かう。