いちいち文句言ったところで詮無きことだ。
コンビニを訪れる客すべてがスイスイ操作できるわけでもない。
操作できない客は使うなということであれば、それは本末転倒。
顧客の要望に合わせて端末を活用するというのが道理だ。
それができないのなら、そんなコンビニ自体用事はない。
シャガール展の前売券を買おうと、ファミマ「新潟商業高校前店」に行った。
はっきり言って、ここはダメ。
立地からして客の多くが高校生というのもあるだろう。
忙しい店舗であるのはわかるが、
いかにも高校生仕様のレベルの低い接客であり、応対だ。
しかも、この店員、アルバイトとは思えない年恰好だ。
「Famiポート」の画面の視認性が良くなかったこともあり、
店員に操作をサポートしてもらおうとお願いした。
彼もメニュー画面を見て、しばし固まった。
あろうことか、「何かわかる資料をお持ちですか?」ときた。
「そんなもの無いですよ。」とパパ。
おそらくこの店員も操作方法がわからなかったのだと思う。
客であるこちらが、店員と一緒に袋小路にハマりたくもない。
「じゃ、いいです。」と別のコンビニに行くことにして店を出た。
展覧会のチケットを買うために必要な情報は、
シャガール展だけで十分なはずだよね。
この近隣には、ファミマに限らずいろいろなコンビニがあるのだが、
同じファミマで確かめてみようと、「新潟川岸二丁目店」へ行ってみた。

女性の店員さんに「Famiポート」の操作を依頼した。
パパは「シャガール展なんですけど」と言っただけ。
この店員さんもメニュー画面で少し固まりかけたが、
あっという間にレシートが出てきた。
パパはレジでサクサクと清算完了となった。
ここファミリーマート「新潟川岸二丁目店」は何回か利用しているが、
この女性Aさんの応対はいつも明るくテキパキとしている。
とても気に入っている好感度抜群の女性だ。
コンビニという業態は、立地する地域の特色を取り込みながら
均質なサービスを提供するというのが特徴でもある。
しかるに、これら2つの店舗の違いは何なのだろう?
まぁ、最初の店の店員の勉強不足とヤル気の無さしかないのだが・・・。
いかに立派なビジネスモデルであろうと、システムであろうと、
訪れる客が千差万別である以上、
店員がそのデコボコを埋める努力をする必要がある。
誰しもが満足する店舗運営というものは、
店員の適切なオペレーションなくしてはありえない。
仏作って魂入れずであってはならないと思うが、
まぁ、大きなお世話な話だ。