今年は新潟の春を満喫した。
いつもの風景の中で見落としていた感動を
ひとつひとつ拾い集めたような春だった。
桜前線の北上とともに、新潟の桜は葉桜となった。
いつもの年と同じように、
開花し、満開となり、散っていった桜ではあるが、
なぜか今年ばかりは、「ご苦労さま」と労いの言葉をかけたくなる。
水上バスのシャトル便が運転を再開した春先から
毎週チップと水上バスに乗っては開花を楽しみにしてきたからだろう。
今日も「みなとぴあ」から「万代シティ」まで水上バスに乗って、
この春パパとチップを楽しませてくれた桜たちに
来年まで、しばしの別れを告げた。
「みなとぴあ」で水上バスに乗り込む。
船内は東北訛りが混じり観光客も多い。
うら若き女性2人からチップを撮影させて欲しいとの依頼あり。
「とてもカワイイわんちゃんですね。」との言葉にパパ快諾。
ささやかながら、チップも新潟の思い出になってくれれば言うことなし。
「万代シティ」で下船。
件の女性たちに別れを告げ、桜の定点観測地点へ向かう。
今日は初夏の日差しでチップはまぶしそう。
暦はあと1週間ほどで立夏だ。
GWを過ぎれば薫風爽やかな新緑の季節となる。
定点観測地点の桜。
桜という木は花が咲いてこそ桜だ。
先週は、これでもかと咲き誇っていた桜の木も、
今は周囲の景色に埋没しかけている。
「花の命は短くて・・・」を実感させられる。
これからは、一輪一輪が自己主張する花たちと選手交代だ。
選手一番手は切り花の出荷量日本一、新潟県花の「チューリップ」。
この黄色いチューリップは、
パパの母校「宮浦中学」の後輩たちが植えたものだ。
この時季は、新潟駅から萬代橋までチューリップの鉢植えが並ぶ。
チューリップの花びらを摘んで花絵にするイベントもある。
この陽気のせいでチップもハアハアだ。
少し休憩して折り返しの水上バスのりばへ向かう。
午後4時半すぎの水上バスは人影まばら。
貸切同然でチップも落ち着いた様子。
チップと一緒に萬代橋の景色を眺める。
新潟西港は河口港。
朱鷺メッセあたりの港の上流は小規模なマリーナとなる。
陽射しが強くてまぶしいね。