子供が小さい頃のパパ | Je suis le père de Chip.

Je suis le père de Chip.

Chip Chihuahua,le chien de ma famille.
Nous l'aimons beaucoup.
Nous voulons vivre avec lui pour toujours.

自分でいうのもなんだが結構マメだ。
まんべんのないマメさではないので、
実生活ではあまり役に立たない。

子供が小学生の頃は、
よくキャンプに行ったが、
キャンプ料理の時だけはマメになる。

パパのキャンプ料理は何のことはない、
屋外宴会料理そのものだ。

外が肌寒いような季節は鍋料理。
鶏つくねだんごの鍋と
たっぷり出汁の出た雑炊。

炎天下ではヤキトリとソーメンかな。
ヤキトリをいちいち仕込んでたのでは
キャンプの準備など無理なので、
ヤキトリ屋に焼く前の状態にしてもらい
前日に買い込んで冷凍。
これを保冷材代わりにする。
もちろん、レバーなどの内臓はダメ。
肉主体にしないとね。

キャンプ定番の焼肉と焼きそばを
やっている隣りのグループを横目に、
冷やしソーメンを始める。

バケツにロックアイスを
袋ごと突っ込み、じわり融けるのを待つ。
ゆであがったソーメンを水で冷やし、
さらにその上から
融けかけたロックアイスの水をかける。
薬味は長ネギとミョウガとおろしショウガ。
冷たくておいしいのだ。これが。

そういえば、流しソーメンをやりたいと
いろいろと画策したこともあったが
結局できずじまい。
いつか必ずやってやるぞ。

ほかには、
今やブラックポットと化している
ダッチオーブンという鉄鍋を使った料理。

鶏をまるごと料理したところに、
ママの作るポトフが加わって
最高の料理となる。

シンプルに玉ねぎを
キツネ色になるまで炒めて
オニオンスープを作ったり、
結構楽しいよね。

でもやっぱり圧巻は
透き通るような秋の夜空を仰ぎながら
パーコレーターで淹れるコーヒーかな。
都会とは比較にならないほどの
おびただしい数の星。

光量を抑えたランタンのもとで
ワンダーな男のロマンに浸る。
もちろん燃料はホワイトガソリン。
あの灯りのゆらぎがたまらない。

だから、パパは
肌寒い頃にやるキャンプが
一番大好きだ。
かくしてビッグダディーが
できあがったのである。

しかし、今やそのビッグダディーも
子供には相手にされず、
超小型犬のチワワと
たわむれているのである。

それはそれで幸せなのだから
いいじゃないか。



今回爆弾画像なし