ペットのことを「愛玩動物」ともいうが、
「愛」の無い「玩具」で終わらせてしまうことは
絶対に許されるものではない。
飼い主にもいろいろな事情があるとは思うが、
それが言い訳になるはずもない。
何よりもペットに罪はないのである。
わが家に来たばかりのチップを
あのように衰弱させてしまったことは、
他人からみれば他愛もない騒ぎなのだろうが
新米飼い主にしてみれば強烈な警告となった。
この知らぬがゆえの不安と恐怖によって
私たち家族は、小さな「生きもの」の中にある
「命」の重みを思い知ることとなった。
チップが親元から戻ってきたのは
あれから2週間くらい経ってからのこと。
あのような思いをしたからなのだろう。
愛おしさひとしおの存在となって帰って来た。
元気になったチップは相変わらずの
かわいらしい赤ちゃんチワワのままだ。
変ったと言えば、
それは私たち家族の方だったのだと思う。
おかえり、チップ

【チップの肉球】

【昨秋ウッドデッキにて】
Le père de Chipは、昨年初夏に
このウッドデッキを苦労して塗り替えた。

【いちばんの仲良し】
「Rumor de Chica」の看板犬だいふく君と。
