2021-39 静かな朝の一時停止* | 月to太陽

月to太陽

山奥の古民家から 
ジブンの裏表を見つめるために
文章を綴っています。

- 報告 -

 

ムスコッチの部活活動についての

一連の記事には

ムスコッチを特定できる内容も含まれているため

一部内容を変更・削除させていただいたり

アメンバー記事に変更させていただきました。

コロナ渦により

現地に応援に行けなかった母親の

行き場のない興奮を

暖かく受け止めていただき

ありがとうございました。

(´◉◞౪◟◉)♡

 
 

- cozy time -

 

今夜、長旅から

ムスコッチが帰ってきます。

疲れたかなぁ?

愉しんだかなぁ?

 

旅行からもどって

馴染みの風景を目にした瞬間。

 

どんな事を思いますか?

 

「郷愁」

という言葉はそんな時に

使う言葉なのでしょうか。

 

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ムスコッチのチームは

とてもオトナシイ。

 

と、昨日書きましたが、

部活の風景と言われ

思い出されるのは

大声で掛け声をかけながらのランニング。

円陣を組んでする大きな掛け声とか。

だったりしませんか?

 

その掛け声がとても少ないんです。

監督やコーチの罵声もありません。

 

しかし、ムスコッチに言わせると

監督はとても怖い!

という。

 

 「怖い」にもいろいろあって一般的には怒鳴られる。蹴られる。殴られる。そんなドメスティックなバイオレンスでしょう。しかし今の子たちはインターネットでいろんなバイオレンスを見ています。どんなに制限したって子どもの好奇心のほうが上を行きます。生夫婦喧嘩の観戦だっても観てるだけでもなかなかのバイオレンスですよね。(我が家限定かしら?)ゲームだってびっくりするほど現実的な描写です。

 

 残念ながら、今の子ども達を親の思うように動かすためにそういったバイオレンスで脅迫しても見慣れているのでビビらないことが多いでしょう。 

 

 それに気が付かずに、大人はどうにかしてビビらせていう事を聞かせたい!これでダメならもっと過激なことをしてビビらせよう。まだだめか!これでもか!これでもか!

 

 と、エスカレートした人。多いんじゃないですか?うちの旦那さんは正にそのタイプ。昭和中期に亭主関白な時代で育った人なので、ムスコッチを怒鳴りつけて動かそうとします。

 

 「起きろ!!」「部屋を片付けろ!」「宿題やれ!」

 

 そんな日常のあれこれの問題はいろいろあると思いますが、私が考える一番の問題は「子どもが自分で考えることをしない」という事です。

 

 これまでにも何度か記事に書きましたが、私はムスコッチが2歳の時に乳がんになりました。その時に自分の人生の優先順位を考えた結果が、「笑っていられる生活を自分で作ること」と「ムスコッチの健やかな独立」でした。

 

 その為には、「自分で考える力」をつけないといけないんです。これを教えるのって簡単なようで案外難しい。親の目から見たら失敗すると分かっている事も見守るしか出来ないんです。案の定失敗したとしても、それを叱責することもできません。「ほれみろ!」と自分の心の声を漏らすことはできません。

 

 なぜなら、失敗することで子ども本人が「しまった!」と思うことが大事で、そこから気持ちをどう切り替えて次に「じゃぁどうしよう!?」と進むか。そのプロセスが大切なんです。もちろん、命にかかわるような危険は親が注意すべきでしょうけどね。

 

 外からかけれる言葉は、とっても少ないんです。

 

 そういう点において、ムスコッチの部活の先生と私の考え方は似ている。そしてそれは他の生徒の家庭環境も似ているようだし学べることも多い。選手たちは、自分の考えをしっかり構築する。それをチームに伝播できるように説明する。同じ価値観を作り上げていく。社会人になってもチームを作り上げるというスキルは最重要課題と思われますが、ムスコッチの先輩たちは既にそのスキルを獲得しているようです。

 

 誰かに言われたから「する」のではなく、自分で考えて自分で「作る」んです。勉強するのも自分の人生をより自分らしく作るため。つらい練習をするのも自分のため。というか・・・辛くないと思う・・・。自分たちで攻略ねって強くなるのって楽しいと思う。

 

 自分たちの試合は自分たちで作る。

 

 それを「監督は冷静に見守ってくれている。だから自分たちが見つけられない外からの欠点を監督はちゃんと指摘してくれる」という確信を安心に変え、選手は心の底から自由にのびのびと動ける。 ゆえに、「大きな掛け声」の登場が最低限なオトナシイチームが全国制覇できる強豪校になった気がします。

 

 

結論!

 

一番怖いのは

「見守られているという事」

かもしれない

 

花わんこも悪戯をしそうな時

私がじーーっと見ていると

はっ!とした顔をして

逃げる(笑)

 

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 あーーーー、自分の考えを文章にするのって難しいっ!

 

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文章拙いし、皆様が読まれたら意味不明な部分も多いきがする。

それでも、今の気持ちを書き留めておきたい。

そう思って文章にしました。

 

 

 

 

 

明日の朝からは

せわしない朝が戻ってきます♪