政倫審に下村博文氏が登場した。

全てを知る男として、「すべてを吐く」のではないかと多くの識者が期待した。
歴代事務総長のうち、最も真実を知る立場にあったと思われる当事者。
下村氏が、森喜朗氏から、とことん「馬鹿にされていた」事は周知の事実。
森氏に対する積年の恨みを晴らす絶交のチャンス。
森氏が主導したともっぱら言われている、安倍元首相が、止めようとしたキックバックの継続の経緯を洗いざらいぶちまけるのではないか？

　しかし、蓋をあければ、何にも知りませんでした。の一点張り。
すべて秘書等事務方が処理したことで、何も知りません。
何度も、「決して偽証はしていません。」と繰り返した。

せめて森氏に対して、真剣とはいわないが、竹刀くらいは振り下ろすかに見えたが、多くの識者の期待は裏切られた。

　国民の誰一人、下村氏が真実を語っていると思わない。
事務総長が、な～～～にも知らないなんて誰が信用できようか。
そう、逃げたとしか思えない。
裏の取引が絶対にあった。神さまでなくとも、そう思う。

　下村氏は、途中、マスクをかけた。
お面が必要だったようだ。この行為をある識者は「卑怯」と言った。
やましさを隠ぺいするためのマスク。

　まあ、幸福の科学の信者各位は、下村氏に世の識者のような期待は一切しなかったであろう。

　大川隆法総裁は、過去、なんと下村氏の守護霊のインタビューを４冊も発刊し、我々はそれを読んでいるのである。

　下村氏の守護霊はこう宣うた。
「保守っていうのは、事を荒立てないという事」守旧派こそ保守本流と宣うた。不義に対して、正義でもって戦わないと宣うたのであった。

４冊の守護霊霊言を発刊した、大川隆法総裁の総括のお言葉。

「はい。残念でした。もうそろそろ、この人も、“終わりが近い”と思います。」2014年

僭越ながら、あれから10年、現状に鑑み、恐れ多いことでございますが、以下のような総括をされるのではないかと思いました。

「はい。残念でした。もうそろそろ、自民党も、“終わりが近い”と思います。」2024年

今となっては、あれほどあからさまに下村氏をバカにした森喜朗氏は、大川総裁の「下村博文守護霊霊言」をお読みになっておられたのではないかとさえ思うのである。(笑)

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