2024年初の満月。ウルフムーン。
その日から数日、月の存在感がすごい。
地球がぽっかり宇宙に浮いていることを実感させるくっきりとした月の明かり。

　妙に明るい。

妻は、あまりの満月の存在感に、1995年1月1６日の夕を思い出した。

　当時、買い物帰りの満月の明るさに驚いたという。今でも忘れられない。

　すると、翌朝、５時４６分、岐阜県でも周期の長い揺れを感じた。阪神大震災が発災した。

それ以来、妻は、満月を見ると、おっつきさんという牧歌的な感情ではなく、あまり心地がよくない感情が湧く事となった。

　阪神大震災では歌が生れた。

「満月の夕」

　いろんなシンガーがカバーしているが、私は、酒井俊さんの「満月の夕」に思い入れがある。
　

当時、地震発災直後、幸福の科学の仲間と共に、現地へボランティア活動に入った。避難所の体育館の人々の姿が生々しく蘇る。

1995年３月には、地下鉄サリン事件。

世紀末現象は1999年でなく1995年ではなかったのかと言われたように未曽有の事件、天変地異が発災した年であった。

1994年9月公開の映画「ノストラダムス戦慄の啓示」に描かれた倒壊した高速道路の絵が、翌年、現実のものとなった。

時の総理は、社会党村山富市氏。村山総理は、阪神大震災発災後、おくればせながら伊勢神宮を参拝した。

　2024年のウルフムーン。
元旦の能登半島地震

ただ、1995年と違って、伊勢神宮が・・・・、これ以上語るまい。

　我々は2024年に先立ち小説「十字架の女」頂いている。

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