ひまわりの詩 | 加納有輝彦

ひまわりの詩

ひまわりの詩

昨日、街角で、屋根に届こうとするひまわりを見た。
最近、普通の住宅街でひまわりを見ることが稀となった。昔は、ひまわりはもっとポピュラーだったような気がする。

 ひまわりといえば、善川三朗顧問先生を想いだす。顧問先生は、ひまわりを愛した。

私が都落ちならぬ、聖地落ち?して帰郷し、しばらくして、顧問先生からお手紙を頂戴した。

 「碧天へ輝けと 向日葵 数え植う」

 「向日葵の これぞ彼よと 育てけり」

その後の人生に、どれほどの力を頂いたことだろう。感謝に堪えない。

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 かつて農村では農閑期に、歌を詠む人が少なくなかった。

私の母も歌を詠み、今、私の手元に母直筆の短冊が二枚ある。その時のイベントが凝集され、まるで古いアルバムのようだ。添付画像は、同じく90年の6月頃だったと思うが、長野県松本市?で開催された善川顧問先生の行事に、母と一緒に参加した時のもの。と記憶しているのだが、当時の月刊誌を見ても確認できない。記憶違いかもしれない。

顧問先生も、母も鬼籍であるが、歌を残して頂いたことは、誠に有り難いことであった。

 農村の農閑期はなくなり、歌を詠む日本人もめっきり少なくなったような印象。かくいう私もその一人なのだが。大川隆法総裁先生も、ご尊父から受け継いだ『格はいく』の本も出版されている。挑戦したい気分はあるが、それこそ農閑期のような気分になれる時間がない。

 

 

 

 

 

 

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