エリック・ゲイル氏の遺作 Utopia
昨日の投稿で、エリック・ゲイル氏、あるいはスタッフを懐かしむ声を寄せて頂いた方と、知らなかったという方、当然ですが・・・
Eric Gale(1938年9月20日 - 1994年5月25日)氏については、ウィキペディアでも記載がございますので、参照されたら人物像の大まかなものが理解できると思います。
ウィキでは「音楽業界においては伝説の人、偉大なギタリストでありギターの神様と言い伝えられている。」と書かれています。
ゲイル氏の死後、4年経った命日、1998年5月25日、遺作「Utopia」が発売されました。
私もゲイル氏の事は、家内から聞いていましたので、発売と同時に購入しました。
アルバムの解説によりますと、若きエリック氏は、サックスのようにギターを弾けないだろうかと、つまりサックス奏者は、呼吸をしないでは吹けないから、そのサックスの呼吸とフレイジングの関係をギターに取り入れる試みをし、サウンドを作ったという。
当時は、ギタリストの演奏は、意図的に聞かなかったという。これがエリック氏のギター演奏が唯一無二(One of a kind)と呼ばれる所以でしょう。
あと、エリック氏は、大学時代に、化学と心理学を専攻し、英語の他、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語に堪能であったという。日本語は日常会話程度、非常に優秀な方であった。
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3人の娘さんへの言葉、そして写真がアルバムに添えられており、心を打たれます。
Children is my life, my future, my everything.
アルバムには、7曲が収めれています。
一曲目のUtopiaと、6曲目のRising Sunは、エリック氏のオリジナルです。Utopiaは、奥様(Masakoさん)との共作。
この2曲のタイトルのメタファーは、会員諸氏ならお分かりと思います。
エリック・ゲイル氏の遺作Utopia

