歳月おまえはわたしに言う 去年という年に住むご老人よ 昔の歌を歌うご老人よ 眼を覚まして 現実の世界を見てごらんなさいと わたしはおまえに言う どこにも住んでいない若者よ 雑音しか聞くことのない若者よ 世界はわたしの内部で育ってきた だからわたしは歳月とともに豊かなのだ