ある方のブログを読んで
中学生の時に飼っていた犬を思い出しました。
その犬との出会いは祖父の家に行った時でした。
祖父が何処からかもらってきたばかりの子犬でした。
毛がフサフサでまるまる太った足の短い犬でした。

一目で欲しくなり、もらって帰った事を覚えています。

外で飼うことが条件でしたが
夜はこっそり私の布団に入れて一緒に寝ていました。

それから私と子犬は本当に仲良し
本当に大切に思っていました。

ある夜いつも庭を走り回っていた
その犬の姿が見えません。

心配になって探し回り
庭の裏の倉庫の隙間で倒れているのを見つけました。
様子がおかしい
息があらく
動けない様子

病院に連れていくと
腸がねじれてると言われ
もう一つ
心臓の形がおかしいと言われ
長く生きれないと言われました。
腸のねじれが長びけば
死んでしまうと言われました。
私は涙が止まりませんでした。
絶対治して見せると思い
その日から徹夜で看病しました。
溶かしたドッグフード
色々食べさせて吐いて泣きながら看病しました。
四日目にあんなにぐったりしていたのが嘘のように庭を走り回っていました。

そして両親に言われました。
親犬の所に返してあげようって
心臓が悪く長生き出来ないと言われ
親犬に返したほうがいいと考えたんです。

私はイヤでしたが
迷いましたが返す事にしました。

私が学校に行っている間に
両親が返しに行きました。

朝学校に行くときに元気に庭を走っていましたが、学校から帰ると

その姿はありませんでした。

寂しくて寂しくて

走ってでてくることを想像しながら
ベランダで一人泣きました。

今どうしているのか

私が倒れた時

私を助けてくれたのかな

なんて考えます。

もう一度抱きしめたいな~