先日行った美容室で読んだ雑誌に、
子どもに本をたくさん読ませよう
というような特集がありました。
ふむふむと読んだのですが、
一番気になったのは、「国語の学力つく」という一文。
うーん・・・
過去記事にも、読書と国語の関係についてはいろいろ書いてきましたけど、未だに両者が直結するものではない気がしますねぇ
ただ。
最近思うのは、本をたくさん読むことで論理的思考力は養えるだろうな、ということ。
本を読むと、そのストーリーを理解しなくていけませんよね。
いろんな情報を組み立てないと読み進められませんから、情報処理力も養えると思います。
ただ・・・残念ながら、それだけじゃ解けないのが国語読解問題
妙に細かく微妙な心の動きなんかも求められますから、単に読書が好きというだけの男子よりも、そういうことに聡い女の子は国語が得意なことが多いですよね。
例えば、国語読解に登場する「嫉妬」とか「強がり」とか「気後れ」とか・・・挙げればキリがありませんが、息子はそういう感情が上手く理解できず・・・
結局、そういう未経験のものは全くわからない、だからわからない、理解できない、書けない解けないって感じだったんだろうと思います。
息子の学校の入試問題も漢字以外はほぼ記述ですが、本当に「え?」というような細かいところを読み取らなくてはいけませんでした。
最初に解いた過去問は本当に20点ほどしか取れず、さすがの息子も「ヤバイ」と感じるくらいのバツがずらりと並んだ答案でしたし・・・
とにかく微妙な心の動きが書かれている部分を、あえてピックアップして出題しているんですから、漠然と話の流れを理解しているくらいでは到底解けませんよね。
理解と感情は別物ですしね・・・
なので、幼い男子には高い壁なんだと思います。
説明文はできても、物語はさっぱり・・・とか、女の子が登場しない物語ならできる・・・とか、そういうことが出てきてしまうのも当然かなぁと。
でも、そのあたりは一定の解き方を習得すればカバーできるものだと思います。
私もかなり苦労して・・・いろんな本を読んで、できることをいろいろ試したものですが、親子で解き直しの意味を理解してからは、たった1ヵ月たらずで劇的に改善しましたので、国語は問題に慣れるものではなく、習うものなんだと思います。
ま、今だから言えることですけどね。
・・・当時は本当に頭を悩ませましたから
国語以外の教科は感情的な部分がないので、そこには多いに効果があると思う読書。
英語にもその効果はある気もしているので、これからも読書は続けて欲しいなぁと思っています。
そんな息子は、最近、本棚に並んだ私の本の中から赤川次郎さんのシリーズを読んでいます。
私が息子くらいの年齢くらいに読んでいたものなので、年季が入っている本達ですが、よほど面白いのか家でもちょこちょこ読んで、このところ1日に1冊ペースです。
途中で途切れているので、続きは買い足さないといけませんが、他にも赤川次郎さんの本はたくさん持っているので、しばらくは読むものに困ることはなさそうです
感受性という部分では豊かとは言い難い息子・・・
これからたくさんのことを経験して、そちらも養っていってほしいと思います。
ガンバレ、息子
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