お勉強ネタではありませんが…




今朝のYahooに、また給食でのアレルギー対応のミスがあったという記事が出ていました。


牛乳にアレルギーがある子に牛乳を配って飲んでしまったというもの。


昨年の12月にも、給食での対応を誤り、アナフィラキシーショックでお子さんが亡くなったということもありました。




息子にも食物アレルギーがあります。


アナフィラキシーの経験もアリです。


生後10ヶ月から除去食を続けて、年中さんで食べられるようになった矢先のアナフィラキシーでした。


まぁ…この時は他にも複合的な原因があって…食べ物なのかお薬なのか…ちょっと特定できないのですが、恐ろしい思いをしたのは事実です。




息子のアレルギーは小受を決めた理由のひとつでもあります。


幼稚園の頃は週4回が給食で、アレルギー対応をしていただいていました。


とてもきちんと対応していただいて感謝していましたが、それに全く不安がなかったわけではありませんし、お友達と違うメニューを嫌がる息子にずっと申し訳ないと思っていました。


なので、幼稚園の頃はどこまで食べられるのかと、いろいろと試したりもしていました。




アレルギーは血液検査で、そのレベルを知ることができます。


一番ひどい時で、息子は上から2番目でしたが、数値が高くても食べられる人はいるし、数値が低くてもアレルギー反応が出る人もいるらしく、まさに「食べてみた都合」という感じなんだそうです。


息子がアナフィラキシーを起こした後、小児科で「エピペン」という注射を処方されました。


それはアナフィラキシーを起こした時に、本人または周りの人が注射をすることで病院に着くまでの症状悪化を抑えるというものです。


亡くなったお子さんもこれを持っていたそうですが、すぐに打たれなかったのも学校の問題点のひとつして挙げられているようです。


が。


医療関係者でもない人が、「注射を打つ」ということに抵抗があるのは事実ですし、子どもが打つということができるのかということもあります。


事実、処方された病院のアレルギー科の看護師さんに、「お子さんも使うんですから、一緒に使い方を見てください」と言われたので、「年中ですが、それでも子どもが打つんですか?」と聞くと、「当然です」と言われて、すごく驚きました。


当時息子は5歳になったばかりで、その子が緊急時には自分で注射をするということが現実にあるんだろうかと思ったものです。


危機管理といえば、そうでしょうけども、すごく疑問に思いました。



なので、息子をその不安から守るために、お弁当の私学を選んだというのもあります。


確かに宿泊体験活動などはありますが、それでもリスク回避にはなります。




アレルギーがある子、またはアレルギーの子どもを持つ親の不便さや不安などは、なかなかわかりづらいものでもあります。


私は何のアレルギーもなかったので、その両面がわかりますが、本当にアレルギーというものはその言葉は誰もが知っているわりに、現実の危機感はかけ離れている気もします。


食物アレルギーを持つ子が多い…とは言いますが、私は周りに息子以外でアレルギーのお子さんを見たことがありませんし、マンモス園だった幼稚園でも、学校の同学年でも、アレルギー対応していただいているお子さんはいません。


当然ながら、数としては少数派のアレルギーを持つ子は、まだまだ「特殊な子」であるわけです。




「ハンデ」というと言いすぎかもしれませんが、いろいろ不便なことはあるワケで、それはなかなかアレルギーを持たない人にはわかりにくいことです。


「何でも」食べられないというのは、かなりストレスでもあるんですよね。


息子は幸いにもお弁当持参ですし、小さい頃からの癖で自分でも成分表を必ずチェックします。


「何でも」は食べられませんが、ひどいアレルギーでもないので、外食も普通にできますし、普段の生活には何の支障もありません。


でも、それでもストレスは感じるようです。





今朝のYahooの記事にも「親がお弁当を持たせたらいいのに」というコメントが多かったですが…


それが正しいと思っていても、「お友達と一緒のものを」という子どもの感情や、そうすることができない事情が存在するのも確かで…


何だかコメントを読んでいて悲しくなってしまいました。


給食ではなくお弁当を、というのは危機回避という意味では正論ですが…


立ち位置が違う人の言葉なんだろうなぁと思いました。






もちろん、それを学校側だけの負担とするだけでなく、子どもにもそれなりの危機感を持たせるように教えなければいけませんが…子どもが学校に行けば、親は学校へ任せるしかないワケで…





うーん…


難しい問題ですが…




すみません、いろいろ思い出して長文になってしまいました。


アレルギーについては様々意見があることですが、あくまで私個人の意見です。




アレルギーだけではなく。


誰もが住みやすい世の中に。


そう願ってやみません。






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