前回の続きです。


 

ニュートン算がわかるなら、仕事算も解けるんじゃない?

 

そう思ったので、出してみた問題。


 

ある仕事をAは12日、Bは15日かかります。この仕事を初めの4日間はAだけで、残りをBだけですると仕事を始めてから何日目に終わりますか?


 

何か言うかな?と思っていたのですが、何も言わず線分図を書いた息子。

 


今日も、明日も、ママヂカラ!-仕事算

 

こちらの心配をよそに、この線分図だけで答えを出しました。

 

解けるかな?なんて心配していたのがバカバカしくなるほど、アッサリ解けましたごめん


 

息子が書いた後づけの式はこうです。

 


今日も、明日も、ママヂカラ!-仕事算

 

12÷4=3…Aが一人でしたのは12日の中の1/3

15÷3=5…↑の1/3をBにあてはめると、ひとつは5

5×2=10…5の部屋が2つある(2/3の部分だから)

4+10=14日間


 

ちなみに模範解答はこうです。

 

1/12×4=1/3…Aが4日間にした仕事の分量

(1-1/3)÷1/15=10…残りをBがする日数

4+10=14日間


 

息子は分数で式を立てませんでしたが、考え方としては同じでした。



 

うーん…解き方を見ていると、息子はニュートン算と仕事算は別物として考えている気もしました。

 

ニュートン算では線分図は使わないんですよね。

 

使わないというか、それじゃ解けないから使わないんですが、仕事算は線分図で解けると思ったとすると、息子の中では別物なのかもしれません。

 

まだ小3ですが、息子はこのあたりをしっかり分類していて、何を使ったら解けるかということをまず考えている気がします。

 

答えを考えるよりも、そちらの方が先のようです。

 

うーん…実際には何を使ったら解けるかがわかった時点で、答えのイメージはついているんでしょうから、確認するために書いているだけのような気もしますが…

 

私は息子に何も教えず、ヒントも出さずにきましたが、いつの頃からかそういう風に取り組むようになりました。

 


 

ただ。

 

何を同じものとして考えるかというのは、かなり重要で、同じカテゴリーに入っているものが多ければ多いほど、考え方としてはシンプルになります。

 

つるかめ算が大好きな息子ですが、息子の頭の中で、つるかめ算と同じカテゴリーに入っているものはかなり多く、式を立てると微妙に違っても同じ考え方で解くものが多いです。


 

これに関してはこの本に載っています。

(コレについての記事はコチラ から♪)

 

 

何と何が同じ考え方か…

 

それがちゃんと分類できれば、解法を見つけることも格段に早くなると思います。

 

…でも。

 

それをするのは子どもで、それを使うのも子どもだということを、親はしっかり認識しておかなければいけないと思うんですよね。



 

うーん…

 

特殊算を「頭の体操」で使っているので、特殊算の話なんですが、実際特殊算を解けるかは重要ではないです。

 

実際、息子が行きたい学校に特殊算はほとんど出題されないようですし、私も特殊算というものはただの問題のひとつにすぎないと思っています。

 

ただ、特殊算が使えると思うのは、いろんな考え方が必要だからで、頭をフルに動かすにはピッタリだと思うからです。

 

四則の考え方がちゃんとしていれば解ける問題もたくさんありますし、それに分数の概念が加われば、低学年でも解ける問題が多いので、特別に気合を入れて取り組まなくても大丈夫だと思います。

 

でも。

 

どんな問題でも「こう解く」ということは与えずに、子どもの発想を大事にしていきたいなと思っていますほのぼの


 


↑本の特殊算が一巡したら、そろそろ「頭の体操」として図形にも手を出そうかなぁ…と思っていますが。

 

出し時が大事なので、これも見極めながら進めたいと思いますTDL



 


すべてはキミの頭の中にある!

 

さぁ、これからも楽しんで解こうか、ね、息子キラキラ

 

 

 

 

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