かなり前に書いた記事ですが、デシリットルってナンだ? の、その後。
「水のかさ」なんとなくはわかっているものの、やはり実感がないからか理解度は低め。
問題は解けるけど…だけど…ホントはよくわからない。
これが息子の本音のよう。
これじゃあ、意味がな~い
と、いうことで・・・いろいろ考えて、やっぱり実体験しかない
用意したものは、ラベルをはがしてよく洗った500mlのペットボトル1本と1.5ℓのペットボトル1本。
(大きい方は1ℓでも2ℓでも何でもいいのですが、たまたま1.5ℓしかなかったので・・・)
場所は、トイレに並ぶお勉強の空間である…「お風呂」。
まず、これは500mlのペットボトルであると説明。
1.5ℓのペットボトルのことは説明しません。
「1リットルかな~、2リットルかな~」と詮索しますが、ノーコメントです。
「じゃあ、これは500ミリリットルのペットボトルだけど、それって何デシリットルだっけ??」
「え~と、5デシリットル。」
「じゃあ、これにお湯を満タンにして、こっちのペットボトルがいっぱいになるまで入れてみてよ。」
1本分を入れたところでストップ
「今この大きいペットボトルにはどのくらい水が入ってるの?」
「500ミリリットルに決まってるじゃん」
「それって、何デシリットルだっけ?」
「5デシリットルだよ。」
「じゃあ、続けて。」
2本分を入れたところで、またストップ
「今この大きいペットボトルにはどのくらい水が入ってるの?」
「え~と、1000ミリリットル。」
「それって、何デシリットルだっけ?」
「え…と。5+5+で15デシリットルだよ。」
「それって、何リットル?」
「…う……1リットル・・・だね」←この「う…」が彼の理解度の低さですね^^
「…じゃあ、続けて。」
本当は3本入れると1.5リットルになるはずですが、
雑な息子なので、こぼれまくりで、3本入れてもいっぱいにはなりませんでしたが、
そこは気にしません!
「今この大きいペットボトルにはどのくらい水が入ってるの?」
「1500ml。」
「それって、何デシリットルだっけ?」
「5+5+5で1デシリットルだよ。」
「じゃあ、このペットボトルは何リットルのペットボトルかわかる?」
「あ~、これは1.5リットルのペットボトルか」
「すばらしい」
今まで、あやふやだった「ミリリットルとデシリットルとリットル」の関係が、
目で見て実感できて、なんだかスッキリしたみたいでした^^
お風呂から出た後、息子が一言。
「ああいうこと、ね~」
まだまだ、こうして親が誘導してあげられる年齢ですね
こういう遊びを3回ほど繰り返すと、理解度も本人の自信もUP
本当に久しぶりにした「水のかさ」のプリントも、スラスラ~でした
最初にしてあげればよかったね、ごめんね息子…と猛反省でした
ペットボトルの大きさや形をいろいろ変えてみると、
いろいろ発見もありそうなので、今ペットボトルをせっせと集めているところです。
ただ端数があるペットボトルが以外に多くて、(330とか275とか・・・なぜそんな量??)
250ミリミットルとか200ミリリットルを探すのが、案外難しい
(どうせならと、かけ算やわり算、分数も含めて実感してほしいと欲張っているので…)
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださ~い
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