「ブラック・スワン降臨
―9.11-3.11インテリジェンス十年戦争」
読み終わりました。
著者は元NHKワシントン支局長の国際ジャーナリストで、
インテリジェンスを語らせたら右に出る者はいない手嶋龍一氏。
そんな著者が描く9.11と3.11の真実。
日本にも情報機関の必要性を問われて久しいが、
その前に管理する政治が3流から脱しない限り
インテリジェンスなど画餅のレベルであろうことは
恐らく政治家が一番よく理解しているのではないだろうか。
菅直人のパフォーマンス政治に関しては
本書を読むまでもなく衆目の一致するところではあるが、
短期間で変えるのは良くないという理由で選んだのは我々国民で、
被害者は福島や宮城など東北の沿岸部で被災された方々である。
9.11が聖地を犯されたことに立腹したテロリストによる人災、
3.11は選んだ国民による人災もしくは選ばれた首相の人災です。
いずれにしろこの人災が戦争に等しい被害を齎したことで
我々国民は目を覚ます必要があるでしょう。
それにしても菅さん、お遍路では責任取れませんよ。
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