知り合いが亡くなった。
闘病生活をしていて、大丈夫かどうか、ヤキモキしていた。
そして、終わりは予測した時よりも早く来る。
これはもちろん例外はあると思うが、今回起きたことの教訓にしたいと思う。
もっと自分にできなかったことはなかったかと思う。
だが、この数週間は自分にも元気がなかった。
そして、何か阻まれるものを感じた。
一体なんだったのだろう。
知り合いは雨の日に亡くなったが、私の心はその日の天候(雨)そのものだった。
今日は晴れた1日となった。
だが、まだ自分の心は晴れない。
生きることとは一体何なのか?そんなことを考える。
死ぬ時に知り合いはどんなことを考えただろうか。
おそらく闘病の末で本当に辛かったと思う。
寂寞の中にいる。
今日は土曜日ということもあるが、仕事などの気力もなかなか起きない。
この気持ちはどう整理すれば良いのか。
最近辛いことが多く、短歌や詩、小説、映画やドラマがある意味を知った。
例えば小説に没入すれば、自身は主人公と同化し、現実から離れられる。
人生時には辛いこともある。
そんな時に、小説や映画などは、一瞬現実を忘れらる効果を持つ一服の清涼剤なのだろう。
だが、今日はそんな気すらも起きない。
充電するしかない。