エリ

「言いづらいのですが、私妊娠していて

まだまだ初期で、どうなるかわからないんですが、落ち着いて暮らしていきたいんです」

ヒロミは悔しい気分と

よかったね〜という気分と半々でした。


サム

「ヒロミゴメン。こうなったら、分割で払う」

エリ

「一括で払います。母からお金も借りてきました。お金で解決というわけじゃないんですが、私とサムの誠意と思ってもらえれば」

とカバンから、400万円がでてきた。

ヒロミ

「では、慰謝料でこちら、いただきます

領収書などはどうしますか?」

エリ

「私の母宛でお願いします。」

ヒロミ

「他に何かありますか?」

エリ

「これからは、もしサムに用事があったら私をはさんでもらっていいですか?」

ヒロミ

「用事なんかないと思いますが、あったらそうさせてもらいます」

サム

「荷物もまとめた、あとゴミに出すものがあるんだけど、ヒロミ捨ててくれる?」

ヒロミ

「嫌だ自分で捨てて」