人間としての器 | パパの男メシ!

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人気漫才コンビの一人が文春砲のターゲットになって、えらく世間を騒がせてますね。

性加害があったとかないとか。

まあ、その辺は裁判で明らかにされるだろうし、そんなことには全く興味ないんで掘り下げてモノ言うつもりはありません。

 

 

しかし、やってること自体が下品というかセコイというか、ゲスの極みですわな。人間としても三流以下ですが芸人としても三流でしょ。そもそもこのコンビ自体の漫才が面白いと思ったこともないし、何故にこうまでもてはやされてきたのか理解に苦しむとこです。さて、好き嫌いはさておき、昭和の一流芸人や一流俳優なんかは遊び方もやはり一流でした。


その最たる人と言えば、


勝新太郎





この人の伝説には枚挙にいとまがない。


例えば、
 

毎日のように銀座界隈で飲み歩いていたらしいが、同じ店に居合わせた人たちの食事代も支払うなんて、日常茶飯事。お店で食事をしている、ほぼ全員分の食事代を支払って帰ることがよくあったらしい。最初はお連れさんが3人だったのに最後に入った店では50人ぐらいに増えてて(道で会った記者とかも誘うらしい)、支払いが数百万円とか普通にあったそうで。どんだけ豪快やねん(笑)。

 

 



ある時に高橋英樹さん

 

 

 

 

がドラマの撮影の打ち上げで、スタッフたちを引き連れ、高級なお店で飲んでいたら偶然、店内で勝新太郎さんと鉢合わせしたらしく、

 

今日はどうした?

 

 

と勝さんに聞かれて

 

打ち上げでスタッフと来ています


と答えたら、

 

 

 

そうなのか。

じゃあ、

今日の支払いは俺にツケておいてくれ。

 

と言われたそうですが、

お店はそれなりの高級店で、高橋さんがこの日連れて来ていたスタッフは、全部で30人ほどだったんで、



いや、それはちょっと……


と遠慮して丁寧に辞退の言葉を伝えると……

 

勝さんはニヤリとほほえんでこう言ったらしい。

 

いいんだよ。

会っちゃったんだから.....







と一言だけ囁いて去って行ったらしい(笑)。


カッコ良すぎるでしょ!


勝さんが亡くなった後も、その伝説は続いてて、ある時、奥さんの中村玉緒さんが京都でタクシーに乗車して目的地に着いてタクシー代を払おうとしたら運転手さんが、


いえ、お代は結構ですよ!

 

と言うんで


えっ?何でですの?


と玉緒さんが聞き返したら、


勝さんから

生前にたっぷりタクシー代

もらってましたから大丈夫です!


と笑顔で言われたそう。


何でも、1メーターの距離でも毎回1万円札出して、


釣りはいいよ。

運ちゃんのチップだ。


と言ってたそうで。


どんだけ男前~!(笑)


そんな豪快な人なんで、1回でも勝さんに会った人はすぐに勝さんの虜になって好きになってしまうらしい。いや~人間の器が違いますね。


飲み会に集めたオネーチャンたちタクシー代3千円程度渡して帰らす三流芸人とは器が違う。


僕も映画やテレビの画面でしか観たことない人ですが、直に会ったら絶対惚れてしまうのは間違いないですね(笑)。こんな豪快な人の真似はできそうにないですが、男としてのこういうカッコ良さは見習いたいもんです。