6月20日 政府に要望書提出!
片山知行です
6月20日霞ヶ関にある厚生労働省に行ってきました。
政府に対し、父子家庭、ひとり親支援に関する要望書を提出するためです。
メンバーは、NPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也代表理事 が応援!
それから、村上パパ、原パパです(共に全父子連理事)
対応は、小宮山洋子厚生労働副大臣でした。(写真左)
要望書はこちら ↓
内閣総理大臣 菅 直 人 殿
厚生労働大臣 細 川 律 夫 殿
父子家庭支援(ひとり親支援)に関する要望書
昨年、第174回国会にて、閣法29号「児童扶養手当法の一部を改正する法律案」は、衆参の委員会並びに本会議において全会一致で可決成立され、父子家庭にも手当支給が開始されました。これは、日本の父子家庭支援の歴史的な一歩と受け止めております。
しかし、この度の震災により死別父子世帯(ひとり親世帯)が増え、各方面が災害復興支援に着手しておりますが、依然、公的父子家庭支援制度は未整備です。
また、ひとり親世帯をはじめとする子どもの貧困問題は解消されず、多くのひとり親世帯の厳しく苦しい生活・就労状況などの声が私共にも届いております。ひとり親世帯の声を政治に届けるべく、以下の通り要望いたします。
平成 23 年 6 月 20 日
NPO法人全国父子家庭支援連絡会
代表理事 片山知行
NPO法人ファザーリング・ジャパン
代表理事 安藤哲也
(公印省略)
記
1.ひとり親支援に関する大臣付けの諮問機関の設置
・日本のひとり親支援制度の見直し、支援制度拡充を目的とし、政治、
行政、研究機関、NPO、市民が討議できる場を設置して頂きたい
2.遺族基礎年金など各種遺族年金を父子世帯にも支給拡大
3.東日本大震災における被災された父子家庭支援(急務:被災地限定)
・母子寡婦福祉資金貸付金の父子世帯への拡大
・高等技能訓練促進費事業の父子世帯への拡大
・特定就職困難者雇用開発助成金の父子世帯への拡大
以上
1つ目の「1.ひとり親支援に関する大臣付けの諮問機関の設置」についての回答は、諮問機関などは、手続きなどが大変なので、超党派でオープンな勉強会などを開催しましょう、と話しておられました。
2つ目の「遺族基礎年金など各種遺族年金を父子世帯にも支給拡大」ですが、年金制度全体の改革をする中で行っていきたいとのことでしたが、これは急務なんです。
今回の大震災では、奥さまを亡くされて父子家庭になられたパパたちが非常に多い。(実数は出ていませんが、ある組織への支援申請だけでも300超)
このテーマは長年置き去りにされてきたもの。
何が何でも「早期に」実現して頂きたい。
おなじひとり親である死別のママは受給できて、パパは受給できない、受給額が著しく少ないっておかしいでしょ!
それから3つ目「東日本大震災における被災された父子家庭支援(急務:被災地限定)」は、政府は震災支援の全体を構築中で、その中でやって行きたいとのこと。
しかし、僕が思うに、この2つの支援制度はしないと思います。
大体、検討します、今後の課題に、は、やらないんですよ(笑)
面会時間が15分だけでしたので、つめた話はできませんでした。
世の中の諸問題、震災支援はどれも急務なのは理解しているつもりです。
しかし!僕らは全父子連!&ファザーリング・ジャパン!
諦めません。(たぶん・笑)
もちろん注視していきます。
しかも、遺族年金なんか、憲法違反(男女平等・たしか24条?)といわれても仕方がないと思います。
僕も、僕らもどこまでできるかわかりませんが、継続して頑張ります。
みなさま、応援よろしくお願いいたします!
追伸
その後、場所を変えて、厚労記者クラブで記者会見を行いました。
今回の要望書の件と被災地支援のことです。
NHKニュースにも流れたようです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/k10013643971000.html
(もうすぐなくなります)
記者の皆さん、記事にして下さいね!(笑)