罪プラ消化のためには、改造だとかディテールアップだとかはすっぱりあきらめて、キット制作者に敬意を表して、そのまま作ろうというのが私の基本スタンスだ。だから、エポキシパテを使うのは、パーツ紛失などでやむを得ず、というケースがほとんどで、あまり使い慣れてないせいか、いつもかなり余らせてしまう。そんなとき!前もって作っておいた型でパイロットフィギュアを作るのがオススメだ。



飛行機プラモではパイロットを乗せてキャノピーを閉じてしまえばコクピットのディテールアップをほぼ省略できるが、パイロットが用意されていないキットも多く、少子高齢化の時代、ここでも人材不足は深刻だ。


ノウハウは以下の通り。

せっかくなので、比較的デキのいいヤツをスカウトしよう。パイロットフィギュア付きキットは開発年代が古いものが多い。キットによってはアンパンマンと見紛うデキのものもあるので要注意。

・例えば、同じ1/72であってもキットによっては、フィギュアまたはシートの大きさがずいぶん異なるので、大小いくつか用意しておくとよい

・大戦機、現用機などのバリエーションもあるとよい

・いざ使うとき見つからない!とならないよう、エポキシパテの近くに置いておく

 ・足や腕の型からの「抜き」がうまくいかなくても、乗せてしまえば気にならないので、神経質にならないこと。キャノピー越しに見える部分だけ「それっぽ」ければ十分だ