2007年3月19日夜
父、永眠しました。
安らかな表情で本当に眠っているみたいでした。生前中、ご心配や励ましを頂いたこと心から感謝いたします。
どうもありがとうございました。
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昨年の9月末に滋賀県の病院【O病院】から京都の療養施設【N病院】に無事転院できたものの…3ヶ月も経たないうちに臀部(おしり)に床ずれができN病院では手に追えなくなり、昨年の12/20に救急病院【T病院】に搬送されました。運ばれた時には臀部は半分腐りかけており、ものすごい膿、くわえて体は脱水症状で著しい衰弱、肺にはたくさんの胸水が溜まっており年末は深刻な状況でした。

あらためましてブログの更新が遅れみなさんには心配をかけてしまってすみません。

救急病院【T病院】は京都でも評判の病院で手厚い看護と優れた先生方の治療をうけることができ今回もなんとか回復しました。
回復したといっても臀部の傷がよくなったことと肺炎をクリアしたということで総合的に見ると体はダメージをうけたという事実は否めません。
色々と複雑な気持ちはありますが、そのことはさておき、また父が目を開いてくれてよかったなぁと思います。

傷の状態がよくなったので今日またもとの療養施設【N病院】に戻りました。T病院から治療に関してキツく申し送りがあったらしく、しばらくは看護師長が直々に治療についてもらえるそうです。正直なところ信用できませんが、ここ以外受け入れてくれる病院がないので…しょうがなく今日もどりました(しょんぼり)
でも、父も頑張るので私も、もうひとふんばりしてみることにします。
もしかしたら、いい展開があるかもしれないですしね。
父は前のように頻繁に反応するわけじゃないので、ブログの話題が少なくて、なかなか更新できませんが、またいいお知らせがあったらブログでお知らせしたいと思っています。

それとコメント、時々へんな書き込みがあるので非表示にしたので、またまとめてアップしますね。

今日の写真は、この前ともだちが連れていってくれたcafeです。景色は写真の100倍くらいgood!
やられた~!て思った。
きのうは、また熱が39.1度まであがりました。

嗚呼また肺炎か…

と肩をおとしました。
排便も5日間もなかったので、また嘔吐したり痙攣をおこすんじゃないかとドキドキしてました。
でも今日おそろしいほどの排便があり、排便してからは熱がすぅーとひきました。

便でこんな高熱でるんかな?…と疑問符でしたが発熱するそうです。

パパが倒れてから私はずっとトイレ掃除をかかしませんでした。
これは、私なりの願掛けで

パパの尿便がでますように…

て思いながら毎日してたんです。
でも転院して高い熱がでてパパが苦しんでた時に

こんなことしてもなんもかわらんわ!

て自分にキレてしまい、トイレ掃除をやめてしまったんです。
でもずっと排便がないことを知り、おとついからまたトイレ掃除をはじめました。

そうしたら今日、大量にでたと聞いて
私の願掛けもまんざらじゃないかも…て思いました。
今後も地道にトイレ掃除を続けていきます。


さて私のほうは先週から風邪をひいてジャガー横田にそっくりな声色になってしまって本人もビックリだったのですが快方にむかっております。
早く治して病院でパパとミーティングしないといけないのです。

そのミーティングとは…
字が書けるようになったら執筆活動することにしました。
題して『奇跡の生還』

『パパ、本かかなあかんし、はよ良くなってや』と声かけると目がイキイキして頷きます。

希望。

そういう意味でも希望は心に張りを持たせてくれる特効薬、即効薬と言えるのではないでしょうか。
すぐに絶望する私も希望という処方箋が必要なのかもしれません
ハハハ(笑)
長いあいだブログおやすみして心配をかけてしまってごめんなさい。

今回もパパは頑張って肺炎をやっつけました。
おかげさまで小康状態を保っています。
ただ度重なる肺炎と糖尿病によるカロリーコントロールの影響で痩せてしまいました。
今は40キロあるかないかくらいで元気な時から20キロ以上減ってしまいました。そういう意味でも反応は良好なのですが体力の低下は否めないのも事実です。

毎日ブログを書かないと…と思うのですがブログを書いていると悲しさが体にしみてくるみたいな気持ちになりました。
だからしばらくブログを書きませんでした。

あまり小さなことにとらわれずにパパの生命力をこれからも信じていこうと思っています。
でもこれがなかなか難しくて、すぐ心配性になってしまうんですよね。

安心して眠れる日がくればいいのになぁ~て思うけふこの頃です。
きのう先生からパパが肺炎になりかけていると聞きました。
しばらく肺炎になっていなかったのでとても残念。回復するまで慌ただしくなるのでブログお休みさせてください。
また落ち着いたら、すぐに再開するので待っててくださいね。
今日は3時ぐらいに熱が37.6度あり、足の付け根に小さなアイスノンをいれた。今日はなんだか顔色がよくないし反応もまったくなかった。『パパしんどいんか?』と聞くとうなずいた。
私の予感は的中して1時間おきに体温をはかるとじわじわと熱があがっていました。

5時半には38.5度まであがり、看護士さんに氷枕をお願いした。
そうしたら『担当の看護婦が計りますから』といって、そのままスタスタと去っていった。

えっ?!
なにこのひと!

年の頃は50代、頭は半分くらい白髪で無造作に切られたショートヘア。名札には『准看護士 澤田』とありました。

結局、この人をあてにできないと思ったので違う看護士さんに氷枕をお願いしました。
そうしたら、またその無愛想な澤田さんがもどってきて熱を計りにきたんです。

アンタにタノンデナイケド?

て視線でジロリと見たら『氷もってきますね』といって去っていきました。

はっ?!

なんか変わった性格の人で、かなりイラつきました。顔もブサイクな上に愛想も思いやりもない。ナースという仕事をなぜしてるのか???
早く定年になってやめるか、違うフロアに移動になれ!て言ってやろーかと思ったけど、ガマンガマン(=_=)

私がかなり睨んだせいか氷枕は違うナースが持ってきてくれました。

氷枕をしたら、しんどそうにしてたパパは気持ちよさそうな表情にかわって、ほっ(-_-;)
そのあと熱を計ったら38.8度(☆o☆)

あいつめ~!ぶっころす~!(-_☆)
肺炎になったらどないしてくれんねんっ!

と、ぶちぎれした1日でした。
髪の毛が全部ぬけてハゲるかと思うくらいムカつきました。

おかーさんは、しょんぼりして『先がおもいやられるね』て言ってたけど、私は間違ったことをしてるつもりはないので、もち!戦いますよ!
て言ったら、おかーさんはアングリ(笑)

悪い病院じゃないけど、回復治療ではなく延命治療ってかんじの姿勢が私は気にくわないんですよね。
今日は水曜日。
入浴の日。
発熱がなかったので、お風呂に入れました。
パパのお風呂曜日は水曜と土曜です。
元気な時から、お風呂が大好きな人で朝晩はいっている時もあったくらいです。
前の病院は週一回のシャワーで看護士さんは女性だったので、なかなかスッキリというわけにはいきませんでした。
でも、今度の病院は設備が整っているので湯船に つかっているようです。おそらく男性のヘルパーさんが介添えしてくれているんでしょう。
お風呂の日は本当に気持ちよさそうに眠っています。

毎日夕方にホットタオルで顔をふいてくださるヘルパーさんが『この前、患者さん笑ってくれたんですよ』て…
私はまだパパの笑いのツボが???です。
あしたは落語をきかせてあげようと思います。
きのうの水分補給したおかげで抗生剤なしで熱がおりて今日は36.3度でした。

ほっ…( -_-)

ただ熱のせいで血糖コントロールができないらしく、今日は血糖値は高かったです。でも反応は少しだけどあったので『パパきょうも面白い話しにきたで』て話しかけてました。
楽しい話をしたり笑い声に反応しやすいので、笑いのセンスを磨く努力をしています。

今日はイヤなことがひとつといいことがふたつありました。

いやなことは、、、
車で病院に送ってもらう予定で、早くいきたいのをずっと姉が起きるのを待っていたのに、洗濯物を干して下におりたら母が『あんたバスの時間みていきや』て言ってきて…ムカッ!(-_-#)
そんなんやったらはよ言えよ!
(車では10分だけど、バスは1時間に2本しかないから結構たいへんなのです)
木枯らしが吹く中ブツブツいいながらでかけました。母のいつもながらの言動ですが、いつまでたっても慣れません。

いいことは、、、
今日は親戚の子がお見舞いにきて洋風どらやきを持ってきてくれました。『きのら』という名前なんだけど軽くて『うわ~うまっ!』ていうほどでした。
京子チャンありがとぅ☆

もうひとつのいいことは友達が手紙をくれたこと。中をあけると短い手紙とミニシアターのチケットが一枚はいっていました。『ニクいことをするな~』てね(笑)
でもプチ感激でした。
友は宝です。
今日は熱が38.3度まであがったので、また氷をたのんで冷やしました。

今日わたしは病院には行けなかったのですが、主治医とカンファレンスがありました。転院から一週間、今までの流動食(1200kカロリー)から800kカロリーの流動食に変更。一週間インスリンの投与をストップして血糖値の推移を見てもらったようです。
結果、空腹時の血糖値のアベレージが140だったそいです。インスリンのレベルをおとして高い時だけ8単位を投与していけばいいでしょうというお話でした。発熱はカロリーを落とした分、水分が足りないので、その分は点滴で補ってくれるそうです。一番のリスクは床ずれと肺炎。糖尿病は傷の治りが遅く化膿しやすいので感染症になるおそれがあるのです。また気管切開しているので常に肺炎と背中合わせなのです。

今度の病院はオペがない療養型の病院なので先生方も時間に余裕がありカンファレンスがしっかりしています。
今日の先生の話をきいて、また目標がひとつできました。
自発的な呼吸が弱いために喉を気管切開してるんですが、それをとって自発呼吸ができること。
そうすれば肺炎になるリスクが低くなる!

思いのほか反応があるので先生がおどろいていらっしゃって『呼びかけに対して視線があう。反応がある』と看護士さんからも所見があるそうです。

嬉!嬉!嬉!