どもパパ増田です。

発熱は2日ほどで下がり、今日までが自宅待機日ですが、いくらかボーっとする感じがありますが回復はしてきたかな?という感じ。明日以降は運動量をもう少し増やしつつ、年末ボケどころか年明けの仕事に支障が出ないように体力作りをしていこうかと思っているところです。

こんな有馬記念直前になるとは思いもしませんでしたが、レースはやってきますので脳みそを始めます。

 

 

 

まずはいつものようにデータ的備忘録から。

 

馬連人気合計平均

 

7.60 (11レース中同率5位)

 

3連複人気合計平均

 

12.90 (11レース中6位)

 

連対馬の内訳は…

 

1番人気 16頭

2番人気 4頭

3番人気 3頭

4~6番人気 9頭

7~9番人気 5頭

10番人気以下 3頭

 

3着馬の内訳は…

 

1番人気 1頭

2番人気 4頭

3番人気 5頭

4~6番人気 4頭

7~9番人気 3頭

10番人気以下 3頭

 

平均の人気は秋のGⅠの中ではちょうど中央の5位と6位。春のGⅠと比較すると3連複は2位相当ですが、馬連は5位相当ということで馬連人気の平均はそこそこではあります。

 

ただ内訳をみると、特徴的なのが1番人気馬の好走率がずば抜けて良い事。過去20年のGⅠの中で1番人気馬の連対数は断トツトップ。

ダービー(11頭)よりも、ジャパンカップ(12頭)よりも、朝日杯(10頭)よりも、フェブラリーステークス(13頭)よりもなぜか多い16頭の連対馬が出ているこの20年の有馬記念。

その前の20年(2002~1983年)を見ると6勝、2着4頭、3着3頭、着外7頭で10頭が連対でそこそこの数字には落ち着きます。

なぜか…理由ははっきりはわかりません(苦笑)。この20年で1番人気だった馬の馬齢と性別、成績を見ると…

 

3歳牡馬 6頭 5勝 2着1回

3歳牝馬 1頭 0勝 2着1回

4歳牡馬 5頭 3勝 2着1回 着外1回(8着)

4歳牝馬 4頭 2勝 2着1回 着外1回(9着)

5歳牡馬 3頭 2勝 2着0回 3着1回

6歳牡馬 1頭 0勝 2着0回 着外1回(8着)

 

1番に目につくのは3歳馬。牡馬牝馬あわせて7頭が1番人気になりましたが、5勝、2着2回で着外なし。ここの成績が良い。

ちなみに1983~2002年の20年では同じく7頭が現3歳時に1番人気になり、2勝、2着1回、3着1回、着外(中止含む)3回となっています。

 

4歳以上の牡馬の連対騎手を見てみると、ルメール騎手、武豊騎手(2回)、池添謙一騎手、ペリエ騎手(2回)の4人(全て違う馬)。人気になるのは頷けますし、ある程度騎手は選ぶのかもしれません。ちなみに着外の3頭の内、2頭はルメール騎手と武豊騎手だったりもします。

 

では予想です。

 

 

有馬記念

 

迷いますが1番手は3枠5番ドウデュースにしてみます。

枠の共通項が無いのですが、馬名の「デュー」と「ディー」が良いのかどうか…

ジグザグが5番と3番が馬名語尾「ース(ーズ)」、4番と2番が騎手名「山」で成立。

サンドが4番と6番が馬名2段目「イ(ィ)」、3番と7番が馬名「ーズ」で良い形、2番と8番がないのですが、1番と9番は馬名2段目「ー」と馬主が「社台レースホース」、16番と10番は馬名6段目「ン」9段目語尾「ス」、15番と11番が騎手名頭文字「い」、14番と12番が馬主「株式会社」という歯抜けですができているともいえる。なおそのサンドの反対側の13番が今年のダービー馬タスティエーラ、ドウデュースが昨年のダービー馬である事も面白い。

3番がホウオウエミーズ、5番がドウデュース、7番がアイアンバローズで1つおきに馬名語尾「ーズ(ース)」がいて中央なのは良い。

 

中山10レースの5番がトゥーサン鞍上が吉田豊騎手、11レース5番のドウデュースが武豊騎手で馬名「トゥ(ドウ)」と騎手名「豊」の並び。

11レースの5番がドウデュース、12レースの5番がドリームビリーバーで頭文字「ド」の並び。

10レースの5番がトゥーサン、11レースの6番がディープボンドで「ゥー」と「ィー」があり5番をサポート。

同じく10レースの5番、11レースの6番、12レースの5番がブリンカー装着馬が並んでおり、ドウデュースをサポート。

12レースの3枠が〇地馬の同居枠になっていて、メインへのサインかもしれない。

 

今年は年度代表馬はイクイノックスで確定なので、年度代表馬からの逆算はできませんが、過去20年でその年の年度代表馬が(後になる馬が)いなかった有馬記念は7回あります。

 

西暦末年度ー有馬記念1着馬ー馬齢ー年度代表馬

07 マツリダゴッホ 4歳牡馬 アドマイヤムーン

08 ダイワスカーレット 4歳牝馬 ウオッカ

09 ドリームジャーニー 5歳牡馬 ウオッカ

13 オルフェーヴル 5歳牡馬 ロードカナロア

15 ゴールドアクター 4歳牡馬 モーリス

18 ブラストワンピース 3歳牡馬 アーモンドアイ

20 クロノジェネシス 4歳牝馬 アーモンドアイ

 

このようになっています。この状態のままだと少しわかりにくいのですが上から順に補足を入れていきますと…

マツリダゴッホ 4歳牡馬 アドマイヤムーン 4歳牡馬

ダイワスカーレット 4歳牝馬 ウオッカ 4歳牝馬

ドリームジャーニー 5歳牡馬 ウオッカ 5歳牝馬

オルフェーヴル 5歳牡馬 ロードカナロア 5歳牡馬

ゴールドアクター 4歳牡馬 モーリス 4歳牡馬

ブラストワンピース 3歳牡馬 アーモンドアイ 3歳牝馬

クロノジェネシス 4歳牝馬 アーモンドアイ 5歳牝馬

 

こんな感じです。

これらの年の年度代表馬は有馬記念時点では確定はしていませんので、あくまで「事後検証の結果」と「当年の年度代表馬の予測」という曖昧なものから(笑)の考察ですが、まず年度代表馬に「選ばれるであろう」馬の同世代の馬が有馬記念を勝っている事が多いのが挙げられます。

アドマイヤムーンとマツリダゴッホ、ウオッカとダイワスカーレット、ウオッカとドリームジャーニー、ロードカナロアとオルフェーヴル、モーリスとゴールドアクター、アーモンドアイとブラストワンピースが該当します。

この中で唯一該当しなかったのがクロノジェネシスとアーモンドアイでしたが、もう1点別の見方もできるのでhないかと思います。それが有馬記念を牝馬が勝つ時は、牝馬が年度代表馬である事です。

グレード制導入以降(1984年以降)の有馬記念で牝馬が勝ったのは、2008年のダイワスカーレット以降4頭いるだけです。それが…

 

2008年 ダイワスカーレット

2014年 ジェンティルドンナ

2019年 リスグラシュー

2020年 クロノジェネシス

 

この4頭です。この内ジェンティルドンナとリスグラシューは有馬記念を勝って年度代表馬になりました。しかしダイワスカーレットとクロノジェネシスは有馬記念を勝っても年度代表馬になれませんでした。それどころか最優秀4歳以上牝馬にもなれなかった。なぜか…それはそれ以上に活躍した牝馬がいたからというシンプルなものでした。そこで先の有馬記念勝ち馬の一覧の戻って、年度代表馬がいない年の有馬記念勝ち馬が牝馬の場合を見ると、ウオッカとダイワスカーレット、アーモンドアイとクロノジェネシスの2例があります。

これでこの20年の年度代表馬がいない有馬記念勝ち馬の法則(仮w)は埋まります。年度代表馬(候補)と同年代か、牝馬が年度代表馬(候補)ならば牝馬かの2択です。

 

今年の有馬記念に当てはめるならば、年度代表馬は99.99%イクイノックスなので4歳馬が有力だろうと。それも牝馬ではなく牡馬ではないか?という予想ができます。

今回の有馬記念に出走する4歳牡馬はドウデュース、ジャスティンパレス、プラダリアの3頭だけです。

牡馬が年度代表馬の年に、同年GⅠを2勝以上している馬がいないのが少し気になるのでドウデュースかプラダリア…ということならばさすがにドウデュースかな?と。

あくまで(仮)のようなものの予想なので自信は持てませんが、病欠明けならこんなものかな?(笑)というところも少しあるのでドウデュースを1番手。

 

 

 

2番手に1枠1番ソールオリエンス。

枠は馬名「ール」の同居。

15番と16番の馬名頭文字「ス」3段目「ー」6段目「ン」語尾「ース(ーズ)」のサイド。

1枠をサンドする形で15番がスルーセブンシーズ、16番がスターズオンアース、3番がホウオウエミーズで語尾「ーズ(ース)」ができているのは良い。

 

昨年はディープボンドに騎乗して有馬記念に出走した川田騎手でしたが、昨年は8枠16番、今年は1枠1番と一つズレている(対角に変わったとも言えますが)のは昨年馬券にならなかった事からはプラスかと思います。なお武豊騎手も4番から5番に一つズレている事も書き加えておきます。

 

今年の有馬記念には2頭の当年牡馬クラシック勝ち馬が出走することになりました。同様のケースは意外と少なく過去20年では4回あったのみです。2冠馬、3冠馬1頭での出走はここには入りません。

 

09年 アンライバルド(皐) スリーロールス(菊)

10年 ヴィクトワールピサ(皐) エイシンフラッシュ(ダ)

19年 サートゥルナーリア(皐) ワールドプレミア(菊)

21年 エフフォーリア(皐) タイトルホルダー(菊)

 

この4回とメンバー。そしてこの4回の時の有馬記念の結果は…

 

2009年

1着 5枠 9番 ドリームジャーニー 5歳牡

2着 1枠 2番 ブエナビスタ 3歳牝

3着 3枠 6番 エアシェイディ 8歳牡

 

2010年

1着 1枠 1番 ヴィクトワールピサ 3歳牡

2着 4枠 7番 ブエナビスタ 4歳牝

3着 6枠11番 トゥザグローリー 3歳牡

 

2019年

1着 3枠 6番 リスグラシュー 5歳牝

2着 5枠10番 サートゥルナーリア 3歳牡

3着 4枠 7番 ワールドプレミア 3歳牡

 

2021年

1着 5枠10番 エフフォーリア 3歳牡

2着 3枠 5番 ディープボンド 4歳牡

3着 4枠 7番 クロノジェネシス 5歳牝

 

こういった結果でしたが、この4回全てで3歳馬が馬券(連対)にはなっています。が、必ずしも牡馬クラシック勝ち馬ばかりではないのは事実。牝馬クラシック勝ち馬のブエナビスタであったり、クラシックで馬券にすらなっていないトゥザグローリーまでいます。ただ3歳馬が連対できていたという部分はプラス材料として良いとは思います。

 

次にその枠についてですが、2009年のブエナビスタと2010年のヴィクトワールピサは1枠で2着、1着。

2019年のサートゥルナーリアと2021年のエフフォーリアは5枠で2着、1着しています。

ここから考えられるのは、1枠か5枠に入った3歳馬が良いかもしれないということ。それぞれに2着→1着ときているので次は2着かもしれない…とも思えます。ちなみに2001年以降(クラシック世代が3歳表記になってから)では2002年に同様に「クラシック勝ち馬2頭出走」だったのですが、この年は1枠1番シンボリクリスエス(3歳牡)が1着しています。なので、1枠に関しては1着→2着→1着の流れはできています。

 

次に過去20年有馬記念に出走した皐月賞馬、ダービー馬(3歳時)の成績。

それぞれ1冠馬は出走数が少ないので2冠馬、3冠馬を含めてみておきます。まずはダービー馬。

 

05年 3枠 6番 ディープインパクト 2着

06年 5枠 8番 メイショウサムソン 5着

07年 8枠16番 ウオッカ 11着

10年 5枠10番 エイシンフラッシュ 7着

11年 6枠 9番 オルフェーヴル 1着

14年 2枠 3番 ワンアンドオンリー 13着

 

この6頭の出走だけです。想像以上に少ない。

結果はオルフェーヴルが1着、ディープインパクトが2着したのみで、その他の4頭は馬券にならずに終わっています。

エイシンフラッシュは後に有馬記念で2着しましたが、3歳時は着外ということで、3冠馬の2頭だけが連対していたことになります。

ちなみにさらに遡れば、ナリタブライアン1着、ダイナガリバー1着、シンボリルドルフ1着などがありますが、ダービー1冠だけの馬の1着は1984年以降ではダイナガリバーだけになっています。

 

次に皐月賞馬のケース。

 

05年 3枠 6番 ディープインパクト 2着

06年 5枠 8番 メイショウサムソン 5着

09年 1枠 1番 アンライバルド 15着

10年 1枠 1番 ヴィクトワールピサ 1着

11年 6枠 9番 オルフェーヴル 1着

12年 7枠13番 ゴールドシップ 1着

19年 5枠10番 サートゥルナーリア 2着

21年 5枠10番 エフフォーリア 1着

 

この8頭です。先のダービー馬と3頭が重複しますがご了承ください。

こちらは重複した3頭中2頭を含めて8頭中6頭が連対、そのうち4頭が1着と非常に優秀。重複した3頭を除いても5頭中4頭が連対と優秀さは変化していない。

なぜか2頭以上当年クラシック勝ち馬が出走した年は「皐月賞馬が優位になってる」のがこの20年の有馬記念だとは言えます。

 

とは言え、過去20年で2度馬券になっていない年もある。それが2006年と2009年ですが、これらの年にはもう1点気になる部分があります。この2回の結果です。

 

2006年

1着 3枠 4番 ディープインパクト

2着 1枠 1番 ポップロック

 

2009年

1着 5枠 9番 ドリームジャーニー

2着 1枠 2番 ブエナビスタ

 

この2回共に1枠が連対(2着)しています。皐月賞馬は連対できなかった…が、1枠が連対した…と言えなくもない??

…いや、この2回ならたまたまかもしれない。と思って、もうほんの少し遡ってみるとこの年が…

 

2002年

1着 1枠 1番 シンボリクリスエス

2着 5枠 8番 タップダンスシチー

 

この年はノーリーズン(皐)、ヒシミラクル(菊)の2頭が出走して、ノーリーズンが馬券にならなかった年になります。

そしてクラシック勝ち馬2頭出走の場合のデータの初めの方に補足で「1枠が…」と書いた年になります。

 

結局のところ、2001年以降の有馬記念で「クラシック勝ち馬2頭出走」「皐月賞馬がいる」の条件がそろった時には、「皐月賞馬が馬券になる(連対する)」か「皐月賞馬は馬券にならないが1枠が馬券になる(連対する)」の2パターンにめぐりめぐっているのではないか?と考えられます。

そして今回の枠順…皐月賞馬が1枠に。この馬を買うべきか、同枠馬を買うべきかでも迷うところですが、素直に皐月賞馬ソールオリエンスを2番手にします。

 

 

 

 

 

以下5枠10番ジャスティンパレス、4枠8番ライラック、7枠13番タスティエーラ、8枠15番スルーセブンシーズ、8枠16番スターズオンアース、1枠2番シャフリヤール。

 

枠連

3→1、5、4、7、8

1→5

 

馬連、ワイド

5→1、10、8、13、15、16、2

1→10、8

 

3連複

5、1、10→5、1、10→5、1、10、8、13、15、16、2

 

単勝、複勝

5番、10番

 

複勝

1番

 

こんな感じで。

正直わからないです。年度代表馬の絡まない有馬記念は恐ろしいので、楽しんで買えれば良いのではないかな?という気持ちではあります。今週はなかなかにシンドイ思いもしましたし(笑)。

1番人気はジャスティンパレスでしょうか。横山武史騎手…今年は全体的には受難の年でしたが大丈夫でしょうか。ジャスティンパレスは昨年と同じ10番、横山武史騎手はエフフォーリアの競走中止になった京都記念の10番。共にプラスだとは思いますが…

復帰後の武豊騎手がまだ勝っていないのも、中山で乗っていないのも、抽選会にいなかったのもいろいろと気になりますが、クリスマスイブ有馬記念の武豊騎手枠が5戦4連対といところにも期待してみようかな?と気楽に考えています。

 

では皆様のご券当をお祈りいたします。m(__)m