無事、🐰さんのご両親へも結婚、妊娠の報告をし、マタニティマークをつける日々が始まりました。


せっかちなので普段から早歩きが通常スタイルですがゆっくり歩いてみたり、大好きなお肉もよく焼きで、お寿司お刺身をやめたり、大好きなお酒も飲みたくもならず、ママの体は着々とベイビーを守る体へと変化していってると信じて疑いませんでした。


🐰さんと安産で有名な水天宮に行って早いとは思いつつもお守りを買ってもらったり、ベビーカーやベビーベッド、子育てにいい街、引越し、いろんなことを考えてる🐰さんを見てると、それだけ楽しみにしていると思い幸せでなりませんでした。

大好きな人の子を妊娠して、夢だった結婚式や新婚旅行なんかどうでもよくなり、とにかく無事に生まれてねと毎日頭の中でお腹に話しかけていました。


日が経つに連れ、茶おりが始まり、ブラジャーするだけでもおっぱいが痛いくらいでテレビで見るような吐き気などのつわり症状は全くありませんでした。


本当にいるのかな?


そう思った事もありました。

母がつわりゼロだったため人それぞれだなぁなんて気にしてませんでした。


そして2回目の検診で本当の地獄を見ました。


母と診察室に入り先生に調子を聞かれて


茶色いオリモノが続いてる

そのほかは特に気になりませんと言うと、


「ある人もいるし、お腹痛くないなら気にする事ない!じゃあエコー見てみよ」


それを聞いて、ほっとして診察台へ。


茶おりを拭いてもらいいざエコーが入りました。

顔を画面に向けてルンルンで見ていると、

なんだか不思議。どこにいるの?こんなもんなんだ。想像と違うなぁ。とルンルン気分が瞬時に不安に変わりました。


その後先生から、育ってないねという発言に全身に雷が落ちました。

支度して診察室にまたきてと言われて母と戻り、

先生は言いました。


「でも、今回大きな発見もあったよね、自然に妊娠するって事がわかったね、手術も自然排出も今後の妊娠率に影響しないから来週また来て決めようね」

お別れをする時間をくれた感が喪失感を倍増させました。


先生の説明を聞いている途中、目の前に真っ白なモヤがかかり、耳鳴りで耳が聞こえなくなりました。

看護師さんが瞬時に気がつき車椅子を持って走ってきました。


先生に自分が1番楽な深呼吸をしてと言われるもうまく息ができずそのままベットに倒れ込みました。

全身に力が入り、全身がかたまり、息が荒くなり涙が溢れました。


母はずっと手を握って肩をさすりながら私にわからないように啜り泣いていました。


韓国ドラマでショックな出来事で気を失うシーンが定番でしたがそんな事あるの?と笑っていましたがガッツリ体験をしました。


ランドセルを買うと仕事を増やした母。

泣いて喜んでじぃじになるのかと張り切った父。

デパートでベビーカーを吟味していた🐰さん。


どれだけ楽しみにしてくれていたか。

申し訳ない気持ちやがっかりさせてしまうことのつらさも重ねて襲ってきました。