患者にあったオーダーメイドの治療をしてくれるクリニックに、出会ったことがない。

各クリニックが理想とする治療が優先され、他の治療は門前払いちょっと不満

医師から
サムネイル
 

うちは高刺激だから、低刺激のところでPGT-Aを続けるのがいいよ

と提案されたこともある。


不妊治療に標準治療はない。
各クリニックが最善と判断した独自の治療が行われている。
それが悪いとは言わない。
代表医師が最もよいと考える治療が提供されるのだから。

ただ、患者によっては治療があわないこともある悲しい

私の友人は、
 RCTで17回採卵するも着床せず
 SYCの初回採卵と初回移植で出産
不妊治療に5年を費やした。

患者は、自分にあうクリニックを探さなければならない。
じゃあ、どうやって選ぶ?

私は、以下の3つを基準に選んでいる。
 排卵誘発方法があっていて、卵胞が育つこと
 異常のない精子を選択し、受精後の分割が進むこと
 排培養士の技術が高く、胚盤胞まで育つこと

私の場合、高刺激でも低刺激でも採卵数は変わらない。
胚盤胞到達率にも差がないため、副作用が少なく薬代が安い低刺激を選択した。

D3からクロミッド+排卵直前のブセレリン。

44才だが、ゴナールFがなくても順調に育つ。
(クロミッドが効かなくなると言われ、ゴナールFを使ったことはあるが、2023年11月以降は使っていない)

D3のFSHは20〜35。
FSH高値でも、卵胞が育ち、PGT-AでA判定が出た。

PGT-A A判定の胚盤胞


必須条件は、
 1周期の費用が安いこと

私の場合、1周期に1〜2つしか採卵できない。
10回くらい採卵しないと正常胚に出会えないのだから、費用を抑えることは必須。

KLCの場合、採卵からPGT-Aまでで60〜70万円くらい。
高刺激のクリニックだと、80〜90万円はかかる。

だから、KLCに通っている。
通うからには、KLCを信じているキメてる

通っている間は、自分が選んだクリニックを信じてほしい。
疑いながら通っても、よい結果は出ない。

もし3回採卵しても胚盤胞にならないなら、クリニックを変更して。
排卵誘発方法を変更すると、結果が変わるかも。
私は、同じ低刺激でもクリニックによって胚盤胞到達率が全く違う。

自分にあうクリニックを、自分で選ぶのだ指差し