バルセロナの旅_四日目_コロニア・グエル
オラ!
バルセロナの旅の紹介も4日目に入りました。4日目はバルセロナ郊外の旅を現地会社に申し込みをして日本人ガイドさん付のツアーに参加させていただきました。『モンセラット&世界遺産コロニア・グエルのツアー』です。
朝8:45にホテルから歩いて10分ほどのスペイン広場で待ち合わせ。お客さんは我々2人と女性1人の計3名で少人数のツアーです。
地下鉄の駅エスパニア駅から鉄道に乗車し、コロニア・グエル駅に向かいました。電車に乗っていたのは25分位かな?
コロニアグエル駅(バルセロナから15km程度離れた場所)に到着し、まずはコロニアグエルに歩いて向かいます。10分ほどで到着。10時開場ということで少し早かったので村を少し散策、カフェし10時に再度コロニアグエルに行きました。1番に入場したので誰もいない中でゆっくりとガイドさんの説明を聞きながら見学出来ましたよ。
コルニアグエルは、繊維会社オーナーのグエル氏がガウディに教会の設計を依頼し、建設がすすめられた教会ですが、ガウディがサグラダファミリアに専念したいということで、この教会は地下礼拝堂部分だけ完成し、その上の教会堂の建設は見送られたとのことです。なので、教会によくあるそびえたった塔はこの教会にはありません。
こちらが世界遺産『コロニア・グエル』の入り口側
入口を入ってすぐに設置されている聖水を入れる大きなアコヤ貝(フィリピンから運ばれたらしい)
コロニアグエルの入り口から見た教会内部全体
やはりこの教会もまっすぐな柱や平たい天井ではなく、曲線を使った設計が細かくなされています。
柱が見えますが、建設予定であった階上を考慮した強度設計のために必要であった柱だそうです。
正面や燭台など
横には特徴的なステンドグラス
ステンドグラスの一部は窓の様に開く構造になっています。また、このステンドグラスから入る光で、ステンドグラス色が教会の中を鮮やかにしていました。(その写真はなし。。。)
ガウディーらしいデザインされた信者のための椅子
コロニアグエル教会を外から見たステンドグラスや鐘
どこも細やかに手が込んでいて、タイルも貼られています。
こちらは、コルニアグエル教会の2階部分。このように登れるようになっていますが、2階部分は単純なフラットな状態です。
コロニアグエル教会は小さな村にあり、ここはバルセロナにあった繊維工場をここに移し、従業員のためにグエル氏が教会の他、学校、お店、娯楽施設などの工業コロニーを作った場とのことです。こじんまりとした村なので、自然が豊かに残っており、このようにアーモンドの木も見られました。下の写真のようにアーモンドの実がなっていました。
自生の藤の花も可憐に咲いていましたよ。
コロニア・グエル教会はこじんまりとした未完成の教会ではありますが、地下礼拝堂のアーチ状の天井や、ステンドグラスなどとても洗練されたデザインで見ごたえがあると思います。このコロニアグエル教会で培った設計技術(逆さ吊り実験)が現在も建設中であるサグラダファミリアの設計に生かされているそうです。
では、アスタ・ルエゴ(またね)