スラブ叙事詩 @モラフスキー・クルムロフ城
ドブリーデン
チェコの画家と言えば、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)ですね。
2017年に東京で世界初で展示/公開された『スラブ叙事詩』ですが、現在は2021年~26年までブルノ近郊の”モラフスキー・クロムロフ城”に保管/展示/一般公開されています。
ブルノから南西に約40分、40kmほどの場所に展示場はありました。こちらがクルムロフ城の入り口です。参考までに駐車場はこのお城のすぐ近くにあり無料でした。
こちらがクルムロフ城全体。右側にインフォメーション兼チケット売り場、このお城の左側が展示場の入り口です。
チケット250czk(1500円)/人
日本で展示されたときの入場料とほぼ同じですね。(ということは日本で見られた人は本当にラッキーです!)
こちらが展示場入り口です。
チケット売り場で、有料のパンフレット(英語)を勧められ購入しましたが、なんと、展示場側のロッカールーム(無料)、お土産屋さんのカウンターでなんと日本語の解説書(20ページ)がいただけました。これは、日本で展示会をしたおかげかな?
展示場は写真撮影OK(フラッシュ不可)
スラブ叙事詩は、スラブ民族の歴史を描いた巨大な絵画20点です。もちろんこの会場にて、その全20点を見ることが出来ましあt。こちらが最初の絵画『スラブ民族の起源』
ちなみにサイズは8.1×6.1m
絵画は物語の順番に並べられていました。
この写真には人も映っているので絵画の大きさが分かると思います。
会場の観覧者はそれほど多くなく、ゆっくりとみられました。この写真では多くの人が映っていますが、自分が見る時は、ほとんど人がいなく、独占してみている感じでしたよ。
ムハの絵は右左にゆっくり動いてみていくと、絵画に描かれた人の目も一緒になって動きずっとこちらを見ていると感じられます。(この内容は、会場担当の方に教えていただけました。)
この2枚が最後の、19,20番
スラブ民族の歴史を要約している絵のようですね。
どの絵も巨大で、人々、風景など細かく描かれており圧倒される感じでした。
絵画には本当に近くまで寄ることが出来ますが、絵画には触ることが出来ないよう、センサーが設置されていました。下の写真の白いポールがセンサーです。
ムハがブルノ近郊で生まれ育ったこともあり、このような近くに展示場が出来たのでしょうか?それにしても、これほどの大作20点が静かに近郊のお城で、一般公開されているのはうれしい限りです。
チェコ;ブルノ近郊に来られた際はぜひ寄っていただきたい場所ですね。(車がないと不便ですが)
では、ナスハダノゥ