濃厚接触者の自粛期間が明けても、まだ私には3日も休みが残っている。

だったらその3日間でどこかへいけないだろうか?

 

と、突然思い立って計画したのが、伊豆七島の式根島だった。

箱根や熱海も考えたが、面白みがない。

伊豆七島でも、1泊で行けるところならどこでもよかったのだが、行ったことのない式根島に行ってみることにした。

式根は新島から連絡船で20分、先日の新島OWSの後、足を延ばして遊んできた友人の投稿にも影響された。

平日という事もあり、船も宿もすんなり取れた。

思いがけないノープランの旅にわくわく。天気も大丈夫そうだ。

 

久々の東海汽船。

本来はフェリーで前日夜からのんびり行きたいところだが、とにかく突然なのでジェット船で。

月曜日なのに船はほぼ満席。ただ、最初の到着地伊豆大島で大半が降りて行った。

竹芝桟橋から約3時間。式根島に到着。もう、港の水からしてきれいじゃん✨

 

港まで宿の人が迎えに来てくれる。車に乗った、と思ったらすぐ着いてしまった。

今回お世話になったのは港から一番近い「菊水旅館」。

ロビーにお子さんの学校のテストが置いてあったり、宿のご主人が我々の横で突然網戸の張替えを始めたりと、なんだか親戚の家にきたみたい(笑)部屋もなかなかの昭和テイストだ。

 

式根島はとにかく海がきれいときいていたので、一刻でも早く海に行きたかったが、まずは足を確保しないと、とレンタサイクルを借りる。素晴らしいことに、宿と連携しているレンタサイクル屋さんに連絡すると、レンタ屋さんが車でお店まで連れて行ってくれて、返却後は宿まで送ってくれる。とてもいいシステムだ。

気のいいレンタやのおじさんが出してくれたのは・・・なぜか子ども乗せがうしろについたママチャリだった(もちろん電動)

あれ・・・かっこいい、小型電動じゃないの? 「荷物が置けるから便利だよ」とおじさん(笑) まあ、ちょっとカッコ悪いけど、これが主流みたい。旅行中、同じような自転車の観光客とたくさんすれ違うことになる。

 

これが我らの相棒!

 

式根島はお店がとにかく少なく、食べ物を扱っているお店も限られている。お昼を食べてなかったので、島で一番お弁当の数が多い、という「みやとら」に行くと、お弁当の類はすべて売り切れていた。お昼の時間を過ぎてしまうとこういうことになるらしい。しかし、お店の人が最後のご飯を使って、のり弁を作ってくれた。(できたてでおいしかった)

腹ごしらえもしたし、さあ、レッツ海!波

 

泊海水浴場

ここはとにかく、ビジュがいい。映え映えである。天気がいいのでなおさら。外国の海岸といってもわからないくらい。遊んでいるのは式根島小学校の子どもたちらしい(後で調べた)

 

大浦海水浴場

この時は干潮で、ごつごつ浅瀬だったので正直あまり魅力を感じず。

有名な、馬の首。

 

中の浦海水浴場

式根に行ったことある人が口をそろえて、シュノーケルならここだよ、と教えてくれた中の浦海水浴場。

今日はここをメインに泳ぐ。

平日という事を割り引いても、人はいないし、商売っ気もない。宿の人曰く「まだ海開きしてないから」お土産屋やお店も半分くらい閉まっている。

7月初めからがんがん海の家を営業し、すっかり夏休みの雰囲気の湘南に対し、セミの大合唱でどこからみても夏本番なのに、こちらは至ってのんびりしている。さすが、島。

 

このとおり、海の家もあいていないしガードもいない。お客もまばら。ほとんどプライベートビーチ。

いちおう、遊泳可能のブイが打ってあり、外は遊泳禁止となっていたが、どうみても波はないし、沖に行けば行くほど魚影が濃い。ガードもいないし、自己責任で行ってしまった。いや、行ってよかった(笑)

友達に教えてもらった亀ポイント(カンビキ浦の方)まではさすがに行かなかったが、余は満足である。