レーシング5DB(以下レー5)の魅力を紹介します。
特にロングライダーの方、グランフォンドLOVEな方、ゆるぽた勢の方、鉄下駄交換を考えている方には読んでほしいですね。

まず、レー5DBには3つのモデルがあります。
レー5DB(2016)
リムハイト:27.5mm リム内幅:17mm リム外幅:24.5mm 重量:1715g
白い3つの”FULCRUM”が目印。

レー5DB(2018)
リムハイト :26mm リム内幅:17mm リム外幅:21.8mm 重量(実測):1605g
レー500、レー518も同じ。
上部のフルクラムロゴと「5!」が目印。

レー5DB(2021)
リムハイト:24mm リム内幅:20mm
リム外幅:25mm 重量:1660g
上部のフルクラムロゴのみが目印。

今回は、一番入手が容易なレー5DB(2018)の話題とします。
1.入手が容易
レー5DBは、レー500DB、518DBとして、各メーカーのハイエンドカーボン車の完成車ホイールとしての役割を果たしています。挙げるとキリがありませんが、オルトレXR4とか。オルトレXR4を買うような上級者ユーザーの方は、大抵の方がより高性能なホイールを使用するため、購入時にヤフオク、メルカリに出品しておられます。そのため、入手難易度が低く、安く入手出来るのです。ブラックラベル、レッドラベル、チェレステラベルがあるので、自分のバイクの色に合わせてコーディネート出来るのも良いですね。
ブラックラベルのレー5。

タイヤ付、ディスクローター付等の出品もあり、値段はピンキリですが、送料込みホイール単体2.5-3.3万程度で入手できます。私は運良く2.5万円で入手できましたが、さらに安く入手できる可能性も十分にあります。aucfree等で調べてみて下さい。
ただし、レー5DBを中古で購入するのは避けるべきです。後述するDRPキットを組み込まずに使用し、ハブの回転が悪くなったものが含まれるためです。

2.破格のコスパ
新品3万円で入手出来るホイールとは思えないスペックを持っています。リムハイト26mmでありながら重量は実測1605g(ロックリング抜き、リムテープ込み)かつ、ハブも非常に滑らかに回転します。

 

 


3.丁度いい剛性
ディスクホイールですから、ハブ周りはそこそこの剛性があります。3.5点/5点ぐらい。スポークとリムはミドルグレードらしく剛性は低めです。2.5点/5点ぐらい。その分、快適性が非常に高く仕上がっています。結果的に非常にバランスの良い剛性感に仕上がっている印象を受けます。

4.プロ使用
2021年、コフィデイスチームはレー5のセミディープ版であるレー4を練習用ホイールとして使用していたようです。

・短所
【非防水!!】これにつきます。防水化するためにDRPキット(600円)を購入し、組み込む必要があります。軽い整備が出来る方なら自分で出来ると思います。まあプロショップで組み込んでもらっても、大抵のディスクホイールより安く仕上がると思います。また、DRPキットによる、ハブの回転悪化は起きませんでした。
DRPキットを組み込まずに使用すると、0.5-1万キロでハブが錆びてゴリが出るようです。これは風呂で非防水のスマホを使用するのと同じですね。

こんな感じで鉄下駄交換決定版のホイールと呼んでも良いのではないでしょうか。とにかくおススメです。
PS:私は、フルクラム さんからお金を貰ったりしてるわけでは無いですよw ただこのホイールを非常に気に入っているだけですw