ハチ公物語 | 泣ける、笑える、感動する 映画・ドラマ

泣ける、笑える、感動する 映画・ドラマ

タイトルや世の中の評価だけでは、いいものはわからないもの。

正直、感動ものって少ないですよね。

わたくし、paopaoの感覚で、泣ける、笑える、楽しめる映画、ドラマのレビューをアップしていきます。

日本映画の中で、一番泣いたのが、「ハチ公物語」。
観る前は、まさか動物モノの映画で、自分が泣くとは考えてもいなかったのですが、
とめどなく涙が流れて止まりませんでした。

あまりにも感動したので、周りにも薦めてみたのですが、
犬を飼ったことがあるかどうかが、感動できるかどうかに関係しているようです。
犬を飼ったことがないと、ウソっぽく見えるのかもしれません。

犬ってちゃんと、主人のことを覚えています。
数年ぶりに実家に帰省したときなんかも、犬は私のことを覚えていて喜んで迎えてくれました。
映画を観ながらそんなことも思い出したりして、犬を可愛がる人間の気持ちなんかも
よく知っている人が作ったんでしょうね。

渋谷駅に、銅像まで建ったほどですから、多くの人々の心を動かしたのは間違いありません。
私も、ハチと同時代に生きていて、実物を見たら、心を打たれると思います。

特に良いと思ったのは、山城新伍演じる焼き鳥屋の主人が、客を怒鳴りつけるシーンです。
「ハチのことを、主人を迎えに来ているのではなくて、エサをもらいにやってきてるだけ」
という客に対して、山城新吾は、烈火の如く怒ります。
「帰れ!! 二度と来るな」
そう言って、ハチに焼き鳥を食べさせます。

犬と主人だけでなく、ハチの姿に心を打たれる人々の姿も、ていねいに描かれています。
犬の映画としては最高傑作ではないでしょうか。

リメイク版として、ハリウッド映画『HACHI 約束の犬』(邦題)が公開されましたが、
まだ観ていません。この作品のように感動できるものに仕上がっているのか楽しみです。


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おすすめ度の平均: 5.0
5 衣装と脇役のしみじみさが素晴らしい!
5 悲しくて泣くのではない
5 不朽の名作
5 教科書よりも必要な映画。
5 ずーと、待ってた映画・・・