もう6月もだいぶ過ぎたのに……

「フレーム~被写体~」(2020)
向かいの窓際に下着姿の女性。思わずシャッターを切るカメラマン志望の青年に降りかかる不思議な出来事。それだけの話。


「殺人カメラ」(1952)
ロベルト・ロッセリーニ監督。写真を撮るとその人物がしんでしまう不思議なカメラを持ってしまった写真屋があたふたする物語。なかなか面白かった。


「スピリッツ・オブ・ジ・エア」(1988)
土地を離れられない兄妹。不思議な逃亡者が入り込み混乱が…。何となくわかったようなわからないような変な映画。


「明日への地図を探して」(2021)
なぜかタイムループにはまってしまった男の子が偶然同じ経験をしている女の子に出会うボーイミーツガール映画。ストーリーは良さそうなんだけれど今一つわかりにくかったのが難点。


「犬ヶ島」(2018)
なぜかアマプラのおすすめに頻繁に上がってくるのでつい観てしまった。たぶんウェス・アンダーソン監督だったからかもしれない。


「賭けはなされた」(1947)
しんで天国の門の前に行ったらなんと手違いだった。生き返ってもう一度やり直すのだがそれには条件があって……コメディだったけど脚本がサルトルらしい。サルトルと言われても「で?」な感じだけれど(笑)


「白いリボン」(2009)
ミヒャエル・ハネケ。前に観たけどよく理解してなくて再見。でもやっぱり今度もよくわかりませんでした。ハネケって盛り上がりないよね。たぶん。


「愛情の瞬間」(1952)
これは面白かった。奥さんの浮気を偶然発見した主人公が奥さんとバトルを繰り広げる心理劇。夫婦の緊張感高まる会話がなかなか面白い。直訳すると「真実の瞬間」。


「チケット・トゥ・パラダイス」(2022)
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ。離婚した元夫婦が娘の納得のいかない結婚を阻止しようと上を下への大騒ぎ。あまりこういう映画観ないんだけれどなんで観たのかなあ。


「午前2時の勇気」(1945)
記憶喪失の男を偶然拾ってしまったタクシー運転手の女性が記憶を取り戻す手伝いをするコメディ。タクシー運転手には「風と共に去りぬ」のスカーレットの妹役アン・ラザフォード。天然ぶりが可愛い。けっこう面白かった。


「マレヒト」(1995)
国境を守る兵士と慰安用にあてがわれたアンドロイドの女性。アップデートで女性の話し方が変わったり。これもおすすめにあがってきたから観た。


「密告」(1943)
小さな街に謎の怪文書がばらまかれ街の人々が疑心暗鬼に陥っていく。長く上映禁止になっていたらしい。なぜかわからないけれど政治的理由があったらしい。


「女王陛下のお気に入り」(2018)
ヨルゴス・ランティモス監督。女王陛下の好きなお茶とかなんかそんな映画かと思ってたらぜんぜん違った。お世話する幼馴染みと新入りの召し使いとの三つ巴のどろどろ愛憎劇。


「オオカミの家」(2024)
かなりハードルを上げてしまっていたのでちょっと拍子抜け。あちこちの解説読みまくったので話はわかった(笑)。ストップモーションはすごいなと思ったけどこの辺りから少し方向が変わってきてる気もする。それとも新しいジャンルか?



今月は14本………
5月の連休があったにしては少ないなあ。
家庭菜園に押されたかしら。

今回は「殺人カメラ」と「愛情の瞬間」と「午前2時の勇気」が面白かった。

…あれ?全部白黒だわ。
モノクロ映画は想像力を働かせられるから
観てるうちにだんだんカラーにみえてきたりとか…

え?しない?