だいぶ遅くなってしまった……


「ダウン・バイ・ロー」('86)
ジム・ジャームッシュの初期作品。偶然檻の中で一緒になった3人が刑務所から抜け出そうとするお話。ユルい笑いを誘うロベルト・ベニーニはもうほんとに生粋のコメディアンだと思う。

「ドリームチャイルド」('85)
ふしぎの国のアリスのモデルになった老婦人の回想という設定で 過去と現在をファンタスティックに織り混ぜつつ綴った異色作。ルイス・キャロルにイアン・ホルム。なかなか幻想的でよかった。

「オルフェの遺言ー私に何故と問い給うなー」('60)
ジャン・コクトー監督、主演を務めた最後の作品。時空と生死をさ迷いながら自分自身をたどっていくファンタスティックな映像詩。ちょっとだけ睡魔が…それは何故か問うてはいけない。

「左利きの女」('77)
ペーター・ハントケ&ヴィム・ヴェンダース。自立しようとする母子家庭。ブルーノ・ガンツが好演。女性が左利きだったのかは見逃した。

「イカとクジラ」('05)
両親の離婚で影響を受けつつ成長する多感な年頃の兄弟のお話。ジェシー・アイゼンバーグが若い。タイトルの意味はラストにわかる。ほのぼのファミリー映画。

「ザ・ヒューマンズ」('21)
復活祭で集まった家族たちの晩餐会。はじめ平穏だったのがなぜか部屋が徐々に不気味に変わってゆく不条理映画。なぜか。わからない。観る人が観たらわかるのかもしれない。

「ショーイング・アップ」('23)
A24制作。個展に向けて製作するが思うようにすすまない美術教師をミシェル・ウィリアムズが好演。可愛いなこの人。

「TENテン」('79)
充実した生活を送るがどこか満たされない作曲家が理想の女性と出会う。主演は「ミスターアーサー」のダドリー・ムーア。アーサーみたいにアホじゃなくてw真面目でちょっと偏屈な主人公もなかなかよかった。この人もっといろんな映画出て欲しかったなあ。

「エターナル・ドーター」('22)
老いた母の誕生日を祝うためにホテルに来た親子。ティルダ・スウィントンが1人2役でその辺なかなかの見もの。ゴシックホラーまでは行かないけどラストは驚愕なのでネタバレなしで観てください。

「まわり道」('74)
ヴィム・ヴェンダースのロードムービー三部作のひとつ。迷いを抱えた作家の自分探しの旅。ヴェンダースの映画は油断してると何事もなく終わるからよく観ないと。

「評決のとき」('96)
ジョン・グリシャムのベストセラー映画化。白人と黒人を巡る衝撃の法廷劇。展開を知らなかったのでラストの一言に思わず涙。ケヴィン・スペイシー悪役がほんと似合うな。よく「好きな映画ベストテン」なんかに名を連ねる名作。

「パリタクシー」('22)
終活に向かう老婦人とタクシー運転手との心温まるふれあい。温まるとばかりは言ってられない現実も見えて私の将来も見えてなんとも考える映画だった。その辺にいるお年寄りもすごい過去があるかもしれない。パリの観光もできます。

「マルホランド・ドライブ」('01)
デヴィッド・リンチ監督のわりと有名(らしい)映画。これは検索なしで観るべき。こういう映画ってほんと感想書きにくいよね。

「鏡の中の女」('76)
イングマール・ベルイマン監督。女性精神科医が自身の傷をえぐりながら自問自答していく。効果的に使われた赤も非現実的でベルイマンって赤が好きなのか。

「アメリカ、家族のいる風景」('05)
サム・シェパード脚本、出演。落ちぶれた俳優と家族との絡み。ヴィム・ヴェンダースが絡んでるだけあってやっぱりほのぼの系。

「ヴァージン・スーサイズ」('99)
ソフィア・コッポラ。美しい5人姉妹の揺れ動く思春期の心情を描く。映像がとにかく美しくて惚れ惚れしながら観た。この頃の少女ってひらひらふわふわしてるな。

「エクス・マキナ」('15)
人間と人工知能との心理戦。視覚効果が面白かった。人間とアンドロイドの境ってなんなんだろう。

「フェイシズ」('68)
とある中流家庭の夫婦の36時間。喧嘩したり浮気したり。こういうの映画にするってある意味すごい。

「赤い靴」('48)
アンデルセンの童話の映画化作品。

「ブルージャイアント」('23)
アニメ。ジャズに魅了された少年がバンドを結成するまでの過去を知人たちが語る。昔ジャズ好きなおじさんがいたな。一度くらい聴きに行ってあげればよかった。

「87分の1の人生」(A good person)('23)
モーガン・フリーマン元気。息子を事故でなくした父と義理の娘とのぶつかり合いと和解するまでの物語。心に傷を持つ娘にフローレンス・ピュー。大人になったなー。

「イヌとイタリア人、お断り!」('21)
孫である監督が祖父の人生を 過去を遡りながらたどっていく。家族の歴史ってそれぞれ物語がある。

「フローレス」('99)
脳卒中のリハビリで 隣人のドラッグクイーンに発声練習を受けるはめになった警官とドラッグクイーンとの不器用なふれあい。引きこもりになった警官にロバート・デ・ニーロ。偏見と戦うドラッグクイーンはフィリップ・シーモア・ホフマン。ふたりとも若い。


「フェイシズ」まではU-NEXT。お試し期間が終わって急に失速した感じだけど23本観た。
「エターナルドーター」は1人2役の撮影のしかたがなかなか凝っててそれだけでも面白かった。

ダドリー・ムーアの映画ってどこにも置いてないから拾い物だったな。
フィリップ・シーモア・ホフマンのドラッグクイーンぶりは最高でほんとよく似合ってた。ダドリーといいつくづく惜しい俳優さん。


そろそろ家庭菜園が始まるけど
アマプラにも溜め込んでるから
頑張って観ないとね

(*´∀`)♪


U-NEXTよかったからまたいつか余裕ができたら
登録してみようかな…


ではよい週末を
お過ごしください………

( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆