こんにちわ。
日本はきっと おはようございますの時間ですね😂
実はスノー、別のアカウントで
ブログを書いたり 最近ではYouTubeに動画投稿などを
するようにもなっておりまして・・・笑
今日は
ここ数年何があったのか書いていきたいです😌
ブログ名にある「ピアニストへの道」が途絶えてしまったと
思った方も、いたのではないでしょうか。
ご安心ください（？）
私、頑固なので 十数年も持ち続けた夢を
ポンと捨ててしまうような人間じゃないんです😅
過去の私はどんなことを書いていたのかと
少しだけ読んでみました。
もう、何が何やらww
当時のことも振り返りつつ
今のお話をしましょう😌♪
止まっていた数年分の時計の針を一気に進めます
（この先長くなります。
まったり読んで頂けると幸いです。）
このブログは中２の頃からやっていて
最初のうちなんかは
毎日投稿してたりなんかしましたw
毎日が楽しくて
SNS上で新たな出会いや発見があるのが
嬉しくて仕方なかったことを覚えています☺️
このブログには、今の私は覚えていないようなことまで
書いていることでしょう笑
今となっては読み返すのも一苦労なほど☺️
でも、青春が詰まった大切なブログです😌
高校は第１志望校に合格。
最初は新しい生活に大興奮。
ピアノと向き合える時間が増える、大好きな音楽に
触れ合える時間が増えると
ときめきを感じていました。
高校２年生で親友が学校に来られなくなったり
たくさんの仲間が教室から去ってしまったり
天国へ行ってしまった仲間まで・・・。
精神的にも辛く、心に問題を抱えました。
そんな中で 体育祭のことなど
考えている余裕もなく 私の態度や言葉がきっかけで
クラスの皆んなから白い目で見られる、
中学の時とは正反対な時を過ごしました。
学校に行きたくなくなり、同時期に
唯一の目標、希望であった
第１志望校の大学は否定され、
目指すべき方向を見失いました。
同時に音楽も見失っていました。
何が正しいのか、何を求めているのか
私には聴こえなくなり、見えなくなり、感じなくなった。
そんな時、尊敬できる師匠に出会いました。
ついて行きたいと思いました。
私に足りないものが見えました。
その師に出会ったことで
また少しずつ音楽が聴こえるようになり
見えるようになり、感じられるようになりました。
でも、私にはわかりませんでした。
たとえ無謀な夢でも、"諦めなければならない"という現実が
わかりませんでした。
今ならわかります。どれほど身の程知らずだったのか。
でも、その時はただひたすらに我武者羅で
我すら見えていなかった。
大学受験。
本物の第一志望校ではなかった大学の受験。
緊張はしていませんでした。
勢いよく車から飛び出して行って
誰とも知らない大学生と会話をしました。
なぜあの時、必死で受かりたいと
心を叫ばせなかったのでしょう。
確かに師匠には、これからも習いたかった。
でもきっと、心のどこかで
また「憧れだった高校のその先」と同じものが
チラついた気がしました。
舞台の上で頭が真っ白になりました。
私は何をしているんだろうと思いました。
ブラームスが微笑みました。
その意味さえわからずに、
何が起こったのかもわからずに、
私は舞台を後にしました。
もちろん不合格でした。
後に師は「レッスンで、
合格できるところまで調整できていた」と
言ってくださりました。嘘は言わない方です。
私はその言葉だけで満足でした。
その後、高校は「合格」を求めました。
私は、近くの私立の音楽大学を受験して
合格しましたが、その先の目標がなかったので
入学を辞退しました。
行きたい大学を、生きたい人生を見失った私は
両親、主に母親に相談しました。
母からは「２０歳まで」
そんな言葉を貰いました。
人生で最大のプレゼントかもしれません。
「２０歳まで自由にして良い。」
そう言ってもらえた私は
引き続き、師匠の元でお世話になりながら
地元のアパレルショップでバイトをして
人生を模索しました。
全く苦痛に感じない浪人期間でした。
別に遊んでいたわけでもないのに
自分のペースで音楽ができて
しっかり考えをまとめられる その時間が幸せでした。
バイト先の先輩や店長が本当に
良い方々で、このまま正社員になれば良いのに、と
冗談で言って頂けるくらい 必死で働きました。
サービス業は好きです。だから
楽しく働くことができました。
少しだけ、正社員のことも考えてみました。
でも自分はピアノから、音楽から離れるのは
不可能だと身に染みて感じました。
「音楽の都ウィーンで学びたい。」
急に出てきた一言ではありません笑
小学生の頃、タイムカプセルにも書きました。
「あなたは今頃 東京の大学に通っていますか？
それとも ウィーンにいますか？」
そうだ。私の夢へと続く道はまだ続いているんだ。
東京がダメでも、ウィーンがある。
どうなっていたって大学院までには
海外へ渡って勉強したいという目標があったじゃないか。
だったら、挑戦してみよう。
無理だったらピアノは諦めよう。
だって、世界で通用するピアニストになるために
努力を続けているのに、
音楽の都が私に才が無いと言うのなら
それは辞めるに十分すぎる理由では無いか。
そう考えた私は、師匠とも相談して
オーディションを経て２週間の短期留学へ。
高校の音楽研修旅行で見た景色を
もう１度自分の目で見て
自分の足で歩いてピアノを演奏しました。
ドイツ語も全く話せない私に
古典の美しさを教えてくれたのは
尊敬する師匠にも助言をしたとされる偉大な先生でした。
「私、ウィーンで学びたいんです。
大学受験したいんです。」そう伝えると
もう定年で、大学では教えていないんだ。
と告げられましたが
その時ガイドをしてくださっていた方が
「あの教授をハイドンで唸らせたのは
素晴らしいことよ。
大学受験、時期を考えてしてみると良いわ。」と
優しいお声をかけて頂きました。
短期留学中にお友達も沢山できて
高校に入って狂ってしまうまでの明るく前向きな自分を
もう１度取り戻すことができました。
しっかりディプロマを取得すると同時に
ウィーンへの留学にはドイツ語が必須だと知った私は
そこから約半年間ドイツ語の猛勉強。
これが 2017年2月からのこと。
ウィーンには元々 習いたいなと思う教授がいて
教授とは高校生の頃、関西であった
マスタークラスを通じて知り合っていました。
メールなどでコンタクトを取り
「ウィーンの大学で学びたい」と告げると
良いお返事を頂けて
受験で演奏する曲目の準備に取り掛かりました。
2018年1月
初めて１人で渡欧しました。
受験のためです。
緊張ももちろんありましたが
カラッとしていて どこか懐かしい香りのする
ウィーンの空気は、私を拒絶することもなく、
無事、志望校に合格することができました。
日本から、沢山の応援のメッセージをもらいました。
あの時、声をかけてくれた全ての人達に感謝です☺️
そう考えると
高校生の期間を除いて、
私には親友や沢山の友達がいて
いつも側で支えてくれる家族がいて・・・
何か困ったことがあればすぐに相談できる
師匠や教授もいてくださって・・・
本当に幸せ者だなぁ・・・と感じます。
合格した当時はやっと また
ピアニストへの第一歩を踏み出せた、
そんな感覚でした☺️
ここまで、長い振り返り、
付き合ってくださった方
ありがとうございます😌💖
そんなこんなで今、私は
音楽の都 ウィーンで音大生をしています。
９月からは３年生です。
同学年の皆んなとは２年遅れの大学生活ですが
充実しています！！
こっちでも沢山 友達がいて
毎日が音楽にあふれていて、
私が高校や大学に追い求めていた空間が
広がっています。
冒頭にも書きましたが
最近は YouTube活動や
別アカウントでのブログ運営もしています。
気になる方は コメント下さっても良いし
YouTubeにて ピアノ弾きのYuki と検索してみてください♪
この先の未来ですが、
私は、クラシック音楽を
より多くの人達に楽しんで頂けるような
演奏家 兼 指導者になります。
でも、普通のやり方とは 少し違ったやり方で。
もちろん自宅レッスンなどの指導もしますが
主にSNSを通して知り合った方々と
イベントという名のコンサートや
出張公開レッスンなどなど、
様々な企画を考えております。
全ては YouTubeなどでの知名度に関わってくるとは
思いますが、日本に完全帰国することは決めているので
また帰ってから自分の夢に向かって真っ直ぐに。
自立するのは、人より遅くなってしまうけれど
帰国後はアルバイトなどに余所見せずに
やるべき事、やりたい事をしていこうと思います。
『音楽と共に生きて共に死にたいの。
羽ばたきます。どこまでも。』
最後まで 読んで下さった方
本当にありがとうございました！
いつかまた
逢う日まで・・・
