始まりは八つ当たり | 我が家にパーキンソンがやってきた!?

我が家にパーキンソンがやってきた!?

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結婚記念日イヴ(?)のこと。
仕事を終えて、ダンナの運転でいつものスーパーへ夕飯の買い出し。
ここ数日、かなり不調で、仕事もただただ一日が無事に過ぎてくれるのを祈りつつやり過ごすだけの日々。
30代前半の頃のがむしゃらキャリア指向はすでに昔話となって久しいけれど、ただ時間を消費してお金をもらうのは不本意なのです、本当は。
でも座っていても足のつるような痛み、キーボードもうまく叩けない左手、お客様の前でも震えとぎこちない動きで萎縮してしまうプライド…
あと少しの辛抱!
次の診察ではきっと先生がなにかしら解決策とこれからの道しるべを示してくれるはず。そうすればもっと積極的に仕事にも向かえるはず。
それまでは今の自分を許してあげよう。
そう言い聞かせて毎日過ごしていました。

「今日はどう?」

「あんまり調子よくはないよ」

「そっかぁ…大丈夫!そのうち暖かくなればよくなってくから」

「そうかなぁ…」

「震えは?それはパーキンソン病じゃなくて本態性振戦てやつじゃないの?」

……………違う。
震えだけじゃない。
自分の異常は自分が一番知ってる。

胸苦しさがこみあげてきて、どうにも抑えられなくなってしまいました。

「違うよっ!だからパーキンソン病なんだって!
良いふうに考えてくれようとしてるのはわかるけど、それがプレッシャーなんだよ。だから期待しないで欲しいんだよ。ありのままの私を受け入れて欲しいんだよ!」

こみあげたものが涙と一緒に溢れました。
スーパーの駐車場に停めた車からは降りることができなくなりました。
暗くて重い沈黙。


「なんでなんだろな。
なんでお前だけこんな目に合わなきゃいけないんだよ。
何も悪いことしてないのに。
なんでなんだよ…………」