<第17話>

①「好きな女性のタイプは?」と聞かれるイーチェン。

~回想~

・新学期に弁論部は学内で新入生の勧誘をしている。そこにモーションの姿があった。

・権限を使って入部させたな、と言われる。

・初めてのキス。

・運動不足のモーションを走らせている。「あなたを追いかければ早く走れる」と言うモーション。

・優秀どころか正反対。そそっかしくて頭痛の種。

・勉強を見ても隣でうたた寝するモーション。

・連れてった授業で教授に質問されてちゃんと答えることができない。

 

「美人でしょ?」

「まあね。だが絶世の美女ではない」

「すごく上品とか?」

「騒がしいな」

「とりえのない女性の何が好きだったんです?」

「若さゆえかな。とにかく好きになった。仕方ない

誰と誰の会話だったか、記憶が曖昧で…

 

②みんなを連れて自宅に。

シャワーして出てきたモーションと鉢合わせ。そんな彼女を見て驚くみんな。

イ「紹介しよう」 裸足のモーションを見て、「何か履け」

モ「宴会じゃ?」

イ「その髪は?」 「ああ、家で宴会を」

モ「知らなくて、恥をかいちゃった」 気まずい。「着替えて出てこい」とイーチェン。

 

ユエン弁護士たち「なぜ彼女が家に?」 「進展が早いな」 「まさか恋愛も効率重視か?」

「一緒に住んでるようでしたよ」

シアン弁護士「モーションのことになると、あいつは別人になる」

「違法同居だな」

イ「合法だよ」

「どういう意味だ?」

イ「双方の自由意思により、長期的な契約関係を結んだ

それを聞いてみんな「驚くべき衝撃ニュースだ!」と。

イ「ご祝儀を待ってるぞ」 

政府のお墨付きだ。つまり結婚してる!」

打ち上げは、急遽お祝いパーティに。

 

モーションが財布を届けた人と気づく受付にいた女性所員。

シアン「人生とは不思議だな。回り道の末、まさか元サヤに収まるとは。この7年のことは気にならないのか?」

イ「大切なのは今だ」

「おめでとう!吹っ切れたんだな」

 

モ「何の準備もしてなかったから驚いた」

イ「結婚を公表したかったんだろ?」

イ「みんな今夜はありがとう!」 

 

モ「片づけるわ」

イ「必要ない。明日ハウスキーパーを」

モ「じゃ休むわ」

イ「待て。昨日の質問に答える。この結婚についてだ。後悔してない

微笑むモーション。

 

③トレジャー社。

ご機嫌なモーションを見て、ユエンフォンは「イーメイの兄はあの髪形を気に入ったのか?兄妹なら美的感覚も似てるかも?」と思い、同じヘアサロンへ行く。

 

シャオシャオの撮影で。その変な髪形に笑い転げるシャオシャオ。仕事にならない。

イーメイと会い、シャオシャオのグチをこぼすユエンフォン。

イーメイ「根はいい人よ。学生時代は純朴だったし」

髪型が変わったことに気づかないイーメイ。関心を持たれてないことに気付くユエンフォン。

 

④イーチェンにはたくさんのお祝いの電話が入る。

ユエン弁護士「披露宴の準備を」

イ「立会人を頼む」などと楽しい会話。

 

⑤シャオシャオが声優で出演した「カメの大冒険」という映画が公開される。カメ子の役で準主役。それに招待され、イーメイたちとばったり。

その時に長華大学から来た記念式典の話になる。退学者には来ないけど、家族なら行けるね、という言葉を聞き、気分が悪いと急に帰るイーメイ。

 

イ「シャオシャオからの電話は君の差し金だな?」

モ「あなたって名探偵ね」 

 

シャオシャオから映画への招待の電話の件がばれたことを話す。

シャオシャオ「なぜ今更大学生みたいな恋愛を?」

モ「夫婦らしくないけど、彼も苛立つことはなくなったみたい」