<第3話>

①自分の写真が入った財布をスーパーの警備員?から受け取る。

自分の財布じゃないと返そうとするが、「財布の持ち主はあなたに片想いしてるのかも」「これは縁ですよ。私は恋のキューピッドかもしれない」と、ニコニコしながら言われ、とりあえず財布を持ち帰る。(こんな粋な計らいは日本じゃしないかも?)

 

財布の中には身分証もクレジットもなく、持ち主を特定できない。写真の裏を見ると、“マイ・サンシャイン”とイーチェンの字が。持ち主が誰か確信する。

 

②イーチェンの法律事務所の向いのカフェで入口を見つめるモーション。イーチェンが外出するのを確認し、事務所に行き、受付に財布を預ける。そんなモーションの様子を伺う同僚のユエン弁護士。モーションが帰った後に、受付の子に事情を聞き、財布は自分が渡すと預かる。「面白くなってきたぞ」と。

 

③トレジャー社。編集長がデビッドを使った本の売上が50%upと皆に告げる。これもモーションのおかげとなり、みんなの態度も変わる。そんな様子にカリカリしているチーフに、旦那が浮気してるからだと噂話をするスタッフ。「八当たりされても耐えなきゃね」とか、「一途な男性はどこにいるの〜?」とかつぶやき。

 

④法律事務所。「聖人君主と思ったが、シッポをつかんだぞ」とイーチェンに言うユエン弁護士。財布を渡し、「美女が届けに来たそうだ。恋愛トラブルだろう?」財布を見ると写真が無い。どんな女性が届けに来たのかと聞くイーチェン。カフェでの様子を聞く。

〜回想〜

こっそりイーチェンの写真を撮ったモーションは「名前と学部を聞いてない」と食い下がり名前を聞き出す。「ホー・イーチェン。国際法学科2年」…これが初めての出逢い。

 

イーチェンは以前受け取ったモーションの資料に目を通す。

 

⑤トレジャー社。イーチェンが訪ねて来る。「なぜここがわかったの?」と驚くモーションに、「シャオシャオの担当だから」

モ「ご用件は?」

イ「3日前“出直す”と言ったきり連絡がないので訪ねてきた」

モ「なぜ私だと?」

イ「推理力があるからだ」

モ「財布は返したわ」

イ「それ以外に用はない?」

モ「ないわ…」

イ「財布の中に写真があったはず」

モ「そう?気づかなかった」

イ「何の手がかりも無いのになぜ俺の財布だと分かった?」モ「…」

イ「返してくれ」

モ「私の写真よ。返す必要がある?」

「所有権について弁護士と論争を?」 

 

手元にないので明日返すことになる。

モ「なぜ写真を?」

イ「戒めだ。愚かな過去を忘れないようにしたい」